超低用量ピル
ジェネリックも多く存在するため、同じ有効成分で同等の効果を、価格を抑えられる特徴があります。
有効成分も複数存在し、それぞれ使用方法も異なる超低用量ピルですが、どの種類も正しく使用することで、高い避妊率と生理痛の軽減が図れます。
超低用量ピル
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超低用量ピルについて
超低用量ピルの有効成分 | デソゲストレル/エチニルエストラジオール/ドロスピレノン/ゲストデン/レボノルゲストレル/ノルゲストレル |
---|---|
超低用量ピルの適応症 | 月経困難症治療薬 |
超低用量ピルの主な副作用 | 悪心、頭痛、嘔吐、不正子宮出血、むくみ、血栓症など |
超低用量ピルの飲み方 | 毎日同じ時間に1日1錠服用してください。 21錠で1シート、24錠で1シート、28錠で1シートのものがあるため、詳しくは各商品の詳細ページをご確認下さい。 |
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超低用量ピルの目次
超低用量ピルとは
超低用量ピルは、日本では月経困難症の治療で処方されている女性ホルモン剤です。低用量ピルの一種ですが、配合されている卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が比べて少なく副作用が軽減されると言われています。
低用量ピルなど他のピルで月経困難症の治療を受けていたが、卵胞ホルモンが原因で起こる副作用に悩まされていた場合などに適していると考えられます。
従来の低用量ピルとの違い
ピルは配合されている卵胞ホルモンの量によって分類されます。
超低用量ピル
卵胞ホルモンの量が30μg未満
低用量ピル
卵胞ホルモンの量が30μg~35μg
このように、低用量ピルよりも卵胞ホルモンが少ないのが、超低用量ピルになります。
低用量ピルは日本で避妊薬としても承認されていますが、超低用量ピルは避妊薬としては承認されていません。
しかし、卵胞ホルモンが比べて少ないからといって、避妊できないわけではありません。
海外では超低用量ピルも避妊薬として一般的に使用されています。
超低用量ピルの用途
超低用量ピルは、上記でも説明した通り日本では主に月経困難症やPMSの治療に使われています。
月経困難症
生理痛の中でも特に強い生理痛のことを月経困難症と言い、日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
PMS
PMSは月経前症候群とも言い、生理1週間前ほどからメンタルにも体にも起こる不調のことを指します。
この他にも子宮内膜症、ニキビの治療でも活躍しており、もちろん避妊薬としても使用することができます。
超低用量ピルの種類
超低用量ピルにも種類があります。
日本、海外の超低用量ピルの主なものをご紹介していきます。
日本国内の超低用量ピル
・ルナベル配合錠ULD
ノーベルファーマ株式会社が製造販売元のULD(Ultra Low Dose=超低用量)のルナベル配合錠です。
ノルエチステロン、エチニルエストラジオールが含まれています。
28日周期で1日1錠を21日間毎日服用し、7日間休薬期間をとります。
・ヤーズ配合錠
バイエル薬品株式会社が販売する超低用量ピル、ヤーズ配合錠です。
ドロスピレノン、エチニルエストラジオールが含まれています。
28日周期で、色のついた錠剤から飲み始め1日1錠28日間、決まった時間に服用します。
29日目に次の周期がスタートします。
28錠中白色の4錠はブラセボ錠(成分含有なし)なため、24日間の後休薬期間が4日間あります。
・ヤーズフレックス配合錠
バイエル薬品株式会社が販売する、日本で初めて連続服用が可能な超低用量ピルです。
ヤーズ同様ドロスピレノン、エチニルエストラジオールが含まれています。
最大の特徴は月経を最大120日間起こさせないという点です。
通常生理周期は28日間ですが、ヤーズフレックス配合錠の使用により120日間周期にすることができます。
28日周期のピルに比べ、月経の回数が減るため妊娠を望まない女性にとっては画期的な
超低用量ピルと言えるでしょう。
海外の超低用量ピル
・ヤーズ
ドイツの製薬会社バイエル社が開発した超低用量ピルです。
日本で超低用量ピルと言えばヤーズですが、海外でも一般的に処方されています。
日本では月経困難症(子宮内膜症に伴うものも含まれる)の適応ですが、
海外では避妊薬、尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療薬としても承認されています。
・ヤミニLS
ルピン社が販売している超低用量ピルです。
ルピン社は世界的にジェネリック医薬品の開発販売を幅広く手掛けているインドの製薬会社です。
ヤミニLSはヤーズのジェネリック医薬品でエチニルエストラジオールとドロスピレノンを配合しています。
ヤーズ同様、避妊薬、月経困難症、PMSなどの治療に使用されています。
ネットのくすり屋さんなら1箱¥2160~購入する事が出来ます。
・マーシロン、フェミロン
マーシロンとフェミロンはMSDとオルガノン社が販売している超低用量ピルです。
どちらも国により販売元、製品名が異なりますが、同じ内容の製品です。
低用量ピルのマーベロンと同じ、デソゲストレルとエチニルエストラジオールが配合されています。
マーベロンがエチニルエストラジオールの含有量が0.03gなのに対し、マーシロンはさらに低い0.02gに抑えられています。
21日間服用を継続し、その後7日間休薬期間をとります。
超低用量ピルの処方までの流れ
超低用量ピルは専門のクリニックで処方してもらうことができます。
その他にも海外で販売されている超低用量ピルを、個人で使用する場合に限り通販サイトで個人輸入という形で、海外から購入することもできます。
医療機関の場合
産婦人科、婦人科などで処方してもらうことができます。
超低用量ピルは服用に関し、注意が必要な人や、服用できない人がいます。
その点を確認するためにも、問診などが必要となっています。
超低用量ピルは海外では避妊薬やニキビの治療薬として承認されていますが、日本では月経困難症の治療薬として承認されています。
月経困難症の治療としての処方の場合保険が適応されます。(婦人科診察、血液検査が必要になる)
通販サイトの場合
当サイトのような個人輸入代行サイトを利用することで、法に基づいた方法で超低用量ピルを処方箋なしで購入することができます。
少し触れましたが、個人で使用する場合に限り申請なしに海外から購入することができます。
通販サイトで購入した超低用量ピルを誰かに販売したり、譲渡したりすることは違法ですので注意しましょう。
購入方法は一般的な通販サイトと何ら変わりませんが、医師の処方でないためすべて自己責任となっています。
通販は病院へ行かず購入でき、値段も安いため大変便利で人気の購入方法ですが、心配な場合は必ず医師に相談しましょう。
超低用量ピルの値段
超低用量ピルの値段ですが、保険がきいてもきかなくてもそこまで高いものではありません。
ただ、毎月のことになるので費用相場などを参考にしてください。
※1周期、1シートの価格です。
医療機関の費用相場
低用量ピルは避妊が目的なため、保険が適用されません。
しかし、超低用量ピルは月経困難症の治療が目的の場合、保険が適用されます。
費用相場は
ジェネリックは2,000円前後、先発薬で3,000円~4,000円前後となります。
この他に、初診代、診察代などがかかります。
※この相場限りではありません。
詳しく知りたい場合は医療機関に直接お問い合わせください。
通販サイトの費用相場
個人輸入代行(通販)サイトによって値段は異なります。
ジェネリックも含め2,000円~3,000円の費用相場になってます。
当サイトではまとめ買いをすることで1箱当たりの値段がかなり安くなります。
※この相場限りではありません。
よくある質問
Q.超低用量ピルの通販は違法じゃないですか?
A.個人輸入代行サイトを利用した超低用量ピルの通販は違法ではありません。
海外から申請無しに、輸入できる医薬品の中に超低用量ピルは含まれています。
ただし、個人の使用に限られており、販売、譲渡などは法律により禁止されています。
個人輸入代行サイトを利用することにより、法律に基づいた方法で通販できます。
Q.超低用量ピルでニキビが減るという話は本当ですか?
A.海外ではニキビ治療薬としても処方されています。
ニキビは、ストレスや疲労による体内でのホルモンバランスの崩れによって引き起こされます。
具体的には、男性ホルモンが活性化してニキビが出るという場合がほとんどです。
超低用量ピルを服用して体内にエチニルエストラジオールを投入することでホルモンバランスが整えられ、ニキビや肌荒れが改善されるといったケースもあります。
Q.超低用量ピルでの避妊率は?
A.正しい服用で99%避妊することができます。
超低用量ピルには、服用することで女性ホルモンと似た働きをする有効成分を体内に取り入れることで排卵を止め、妊娠しない状態を作ります。
子宮内への精子の侵入、着床を防ぐ働きもあります。
ただしこの効果は、あくまでも用法用量を守って服用したときに限ります。
飲み忘れなどで避妊率が低くなってしまうことがあるので要注意です。
Q.超低用量ピルに年齢制限はありますか?
A.初潮がきていれば使用することができます。
ただし、当サイトでは未成年の方は登録することができません。
その他にも血栓症の心配から、35歳以上の方の使用に関しては医師に相談してください。
Q.超低用量ピルを飲んでてもコンドームはした方がいいですか?
A.コンドーは是非してください。
コンドームは避妊具とのイメージが強いですが、性感染症の予防の観点から必要不可欠なアイテムです。
妊娠を望まない性行為の場合、避妊薬を飲んでコンドームをつけるのが一番の理想です。
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参考サイト
経口避妊薬:Wikipediaヤーズ:KEGG