ロエッテ

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ロエッテの特徴　

ロエッテは、有名な低用量ピル「トリキュラー」と同じ黄体ホルモン「レボノルゲストレル」を含む超低用量ピルです。

避妊効果だけでなく生理痛やニキビの改善にも効果が期待できる薬です。

ロエッテには2種類のホルモン(レボノルゲストレルとエチニルエストラジオール)が含まれており、正しく服用すれば99%以上の高い避妊効果を発揮します。

また、他のピルに比べてホルモン量が少ないため、副作用である頭痛や吐き気などが軽減されているのも特徴です。

このような特性から、初めて経口避妊薬を試す方にも適しており、安全で効果的に使用できます。

避妊や生理痛の軽減、生理周期の安定を図りたい方におすすめです。

低用量ピルとの違い

ロエッテは超低用量ピルに分類されており、低用量ピルとの違いは1錠あたりのエストロゲン含有量がさらに少ないということです。

低用量ピルは1錠中のエストロゲン量が30～35㎍で、主に避妊を目的に使用されます。

一方、ロエッテのような超低用量ピルはエストロゲン量が30㎍未満に抑えられており、避妊効果を持ちながらも、血栓症・頭痛・吐き気といった副作用が提言されています。

このため、ロエッテは副作用のリスクを最小限に抑えたい方や、ピルを初めて試す方に適した選択肢です。

有効成分

参考サイト
・LOETTE21　TABLETS
・低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン（案）

ロエッテの効果

ロエッテは避妊だけでなく、生理痛やPMSの緩和、ニキビや肌荒れの改善にも効果があります。

ロエッテの具体的な効果と臨床結果について以下にまとめます。

▪避妊効果

ロエッテは、以下の3つの作用で高い避妊効果を発揮します。

心象試験では、1447人の女性のうち妊娠が報告されたのは5人(0.84%)に留まりました。

この中には飲み忘れた人も含まれるため、正しく服用した場合は更に高い効果が期待できます。

▪生理痛やPMSの緩和

生理痛の軽減：生理痛の主な原因は、子宮内膜が剥がれる際に起こる痛みです。

ロエッテの作用で子宮内膜が薄く保たれるため、剥がれることも少なくなります。

結果として、生理痛の頻度や強度が軽減されます。

PMSの緩和：PMS(生理前症候群)はホルモンバランスの乱れが原因とされています。

ロエッテはホルモン量の変動を抑え、PMS症状を和らげる効果があります。

▪ニキビ・肌荒れの改善

ロエッテは、中等度のニキビ治療にも効果的です。

臨床試験によると、服用開始から約2～3ヶ月で効果があらわれ、6ヶ月後にはニキビの病変数が減少し、「改善」または「軽度」と評価されるケースが多いとされています。

これらの効果により、ロエッテは避妊を目的とするだけでなく女性のさまざまな体の悩みを改善する手助けをします。

超低用量ピルの避妊効果

日本では超低用量ピルは避妊目的として承認されておらず、主に月経困難症や子宮内膜症の治療に使用されています。

しかし海外ではロエッテを含む超低用ピルの高い避妊効果が認められています。

ロエッテの添付文書によると、正しく服用すれば避妊成功率は99%以上あるとされています。

また含有するホルモン量が少ないため、副作用である頭痛や吐き気などのリスクが低いのも特徴です。

そのため、避妊効果を期待しつつ副作用を最小限に抑えたい方にはロエッテが適した選択肢と言えます。

参考サイト
・LOETTE21　TABLETS

ロエッテの副作用

ロエッテを服用することにより、副作用が生じる可能性があります。

主な副作用として、以下が挙げられています。

多くは服用を続けるうちに軽減していきますが、あまりのも強く出る場合や症状が長引く場合は医師にご相談ください。

その他の副作用

血栓症とは

血栓症とは、血液が固まって血管を詰まらせる病気です。

血栓ができる場所によって脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓症などのさまざまな病気を引き起こします。

血栓症の症状は、どの部位の血管が閉塞するかによって異なりますが、何の前触れもなく突然発症するという特徴が共通しています。

血栓症の初期症状には、次のようなものがあります。

・手足のむくみやしびれ

・胸痛や息苦しさ

・言語障害

また、血栓症になりやすい人として次のような方が挙げられています。

ロエッテを服用した場合の血栓症のリスクは、10万人あたり60件とされています。

これは妊娠中の血栓症のリスクよりも低い値です。

ロエッテは血栓症の原因となる卵胞ホルモンの含有量が少ないピルのため、過度な心配は要りませんが、服用で異常を感じた場合は速やかに医師にご相談ください。

参考サイト
・LOETTE21　TABLETS
・医療用医薬品 : トリキュラー (トリキュラー錠21 他)

ロエッテの服用方法

ロエッテは毎日同じ時間に服用することで、成分の血中濃度が一定に保たれ、より確実な効果を得ることができます。

シートに記載されている番号の1から順に21日間連続服用し、その後7日間休薬期間を設けます。

29日目からは新しいシートを1から順に継続服用してください。

服用を開始するタイミング

初めてピルを服用する方は、生理開始日を1日目として生理開始から24時間以内に、最初の1錠を服用して下さい。

他のピルからロエッテに移行する場合は、28日間のサイクルが終了した翌日から服用を開始してください。

具体的には以下のようなタイミングで移行します。

・21錠のピルの場合：7日間の休薬期間の翌日

・28錠のピルの場合：1シート分の28錠すべて服用した翌日

・ミニピル：いつでも移行可能です。

ロエッテは21日間の服用後、7日間の休薬期間中に「消退出血」と呼ばれる月経に似た出血が起こります。

休薬期間が終わったら、たとえ消退出血が続いていても次のシートの服用を開始してください。

ロエッテ服用時の注意点

ロエッテは毎日同じ時間に服用する必要があり、飲み忘れた場合は避妊効果が低下します。

飲み忘れた場合、12時間以内ならすぐに忘れた分を、その後は通常通りに服用を継続します。

12時間を超えた場合は7日間、他の避妊方法を併用してください。

服用中に激しい下痢や嘔吐が続いた場合、有効成分が吸収されていない可能性があり、その周期は別の避妊法を用いる必要があります。

また、吐き気を感じた際には市販の吐き気止めを使用しても問題ありません。

ロエッテを服用できないケース

参考サイト
・LOETTE21　TABLETS
・医療用医薬品 : トリキュラー (トリキュラー錠21 他)

ロエッテの併用禁忌

ロエッテの併用注意

ロエッテの保管方法

・25℃以下で保管してください。

・お子様の手の届かない場所に保管してください。

使用期限

当サイトの商品は、使用期限が6ヵ月～2年までのものを発送しています。

また、シートの裏に英語表記で期限が記載されている場合があります。

　MFG：製造日

　EXP：消費期限

参考サイト
・LOETTE21　TABLETS

よくある質問

ロエッテを飲み忘れた場合は？

飲み忘れに気づいた時点で、直ちに忘れた分を服用してください。
そのほか、飲み忘れに気付いた時間によって対処の仕方が異なります。
・12時間以内の場合：飲み忘れた分を服用し、その後いつもの時間に1錠服用
・12時間以上経過した場合：飲み忘れた分を服用し、その後いつもの時間に1錠服用
→その後7日間は、コンドーム等ピル以外の避妊方法を取るようにする。

ロエッテを飲みすぎた場合は？

基本的には翌日以降も通常通り服用を続けてください。
症状として吐き気やめまい、消退出血などの副作用が強く出る可能性があります。

副作用などがつらく、ロエッテが体質に合っていない場合

ロエッテの服用の中止を検討するか、他のピルへの切り替えを行うことをおすすめします。
特に頭痛や吐き気、めまい、不正出血などが長時間続くような場合、または脚の腫れや痛み、息切れ、胸痛といった血栓症が疑われるような場合は服用を中止し、すぐに医師にご相談ください。 緊急を要さない場合でも、副作用の種類や程度を記録して起き、医師にご相談されることをおすすめします。
当サイトではロエッテ以外にも超低用ピルを取り扱っていますので、ご自身に合うピルを見つけてみてください。
>>超低用ピル商品一覧

参考サイト
・LOETTE21　TABLETS