あがり症治療薬
あがり症は治療薬を服用することで改善することができます。
あがり症でお悩みの方にお薦めです。
人気商品ランキング
あがり症治療薬
あがり症治療薬の類似商品
あがり症治療薬の種類
・トフィカーム グランダキシンのジェネリックで、自律神経失調症の治療薬 |
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・クエチアピン錠 セロクエルのジェネリックで、統合失調症に有効な抗精神病薬 |
あがり症治療薬について
あがり症治療薬の有効成分 | クエチアピン、トフィソパムなど |
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あがり症治療薬の適応症 | あがり症、自律神経失調症、抗不安など |
あがり症治療薬の副作用 | めまい、眠気、悪心、嘔吐、便秘、腹痛など |
あがり症治療薬の飲み方 | 各商品ページを参考にして下さい |
あがり症治療薬と一緒に飲めない薬 | ロミタピドメシル酸塩、アルコール、中枢神経抑制剤、タクロリムス水和物など |
あがり症治療薬と一緒に買われている商品
あがり症の薬ランキング
あがり症の人は、人前に出ると緊張のあまり心臓が飛び出しそうなほどドキドキしたり、
声が震えてうまく話せなかったりするため、人と関わる場所に苦手意識をもってしまいがちです。
ここでは、そんなあがり症を克服できる人気の医薬品ランキングを紹介します。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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パキシル |
レクサプロ |
ファベリン |
イフェクサーXR |
レデプラ |
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成分 | パロキセチン塩酸塩水和物 | エスシタロプラム | フルボキサミンマレイン酸塩 | ベンラファキシン塩酸塩 | ミルタザピン |
メーカー | GSKファーマ | ルンドベック | Abbott | ファイザー | Gensenta |
価格 | 28錠4,500円~ | 28錠11,100円~ | 30錠2,900円~ | 28錠3,320円~ | 28錠3,500円~ |
パキシル
特徴 | SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ剤 |
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成分 | パロキセチン塩酸塩水和物 |
効果 | うつ病、不安障害の改善 |
パキシルは主に脳内でのセロトニン再取り込みを阻害することで濃度を上昇させ、効果を強めます。
セロトニンは不安や落ち込みを改善する効果が期待できるため、うつ状態やうつ病、社会不安障害などに有効です。
レクサプロ
分類 | SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬) |
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成分 | エスシタロプラム |
効果 | うつ病、不安障害の改善 |
レクサプロは、副作用と効果のバランスが良く、主にセロトニン濃度を上昇させ、不安や落ち込みを改善する効果が期待できるため、
うつ状態やうつ病、社会不安障害などに有効です。
ファベリン
分類 | SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬) |
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成分 | フルボキサミンマレイン酸塩 |
効果 | うつ病、不安障害の改善 |
ファベリンは主にセロトニン濃度を上昇させ、不安や落ち込みを改善する効果が期待できます。
効果がマイルドのため、症状が軽い場合に使用されます。
イフェクサーXR
分類 | SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬) |
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成分 | ベンラファキシン塩酸塩 |
効果 | うつ病、不安障害の改善 |
イフェクサーXRはセロトニンやノルアドレナリンの再吸収を防ぐことで濃度を高くし、不安や落ち込み、気力や意欲の低下の改善に効果を期待できます。
レデプラ
分類 | NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬) |
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成分 | ミルタザピン |
効果 | うつ病、不安障害の改善 |
レデプラは新しい治療薬で、うつ状態や不安の病気にも使用されます。
あがり症の薬の種類
あがり症を治療するための医薬品は、いくつかの種類があります。
それぞれ作用や期待できる効果に違いがあるため、次の項目で詳しく解説します。
抗うつ剤(SSRI)
あがり症の治療薬として推奨されるのが、抗うつ剤です。
抗うつ剤にもいろいろな種類がありますが、特にSSRIという治療薬が推奨されます。
SSRIは脳内のセロトニンを増加させることで不安を和らげ、つらい症状を改善するため、あがり症をしっかりと治療するのに向いている医薬品です。
ファベリン |
レクサプロ |
パキシル |
ジェイゾロフト |
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一般名(成分) | フルボキサミン | エスシタロプラム | パロキセチン | セルトラリン |
特徴 | 落ち込みよりも、不安に対しての高い効果あり | 月経前緊張症(PMS)にも効果あり | 不安や落ち込みを改善する効果あり | 副作用がマイルドなため初心者に向き |
参考サイト
・エスシタプロラムOD錠「DSEP」を服用される社交不安症(SAD)の患者さんとご家族の方へ - 第一三共エスファ株式会社
SSRI以外の抗うつ剤
SSRIが合わないという人には、SNRI・NaSSA・三環系抗うつ薬などが使用されます。
それぞれの特徴について説明します。
◇SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)◇
脳内のセロトニンだけではなく、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで増やし、効果を強くします。
不安や落ち込み、気力や意欲の低下の改善に効果が期待できます。
- イフェクサー
- サインバルタ
- トレドミン
◇NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)◇
SSRIやSNRIとは違った作用をする、新しい抗うつ剤です。
副作用の吐き気がひどくて、SSRIを使用できない人に向いています。
脳内の減少したセロトニンとノルアドレナリンの分泌を促し、セロトニンが効率よく動けるように作用します。
抗ヒスタミン作用もあるため、眠気や食欲が増加する場合があります。
- リフレックス/レメロン
◇三環系抗うつ薬◇
抗うつ剤の中でも一番歴史が古く、副作用が出やすいですが効果が強いため、SSRIで効果が不十分な人に向いています。
脳内のセロトニンやノルアドレナリンの再吸収を阻害することで効果を強め、症状を改善します。
- アナフラニール
抗不安薬
抗不安薬とは、不安や緊張を和らげる作用を持ち、即効性のある医薬品です。
日常生活に支障が出るほど不安や緊張が強い、不安障害の場合に使用されます。
抗不安薬にはベンゾジアゼピン系抗不安薬とセロトニン1A部分作動薬の2種類がありますが、現在は効果の強いベンゾジアゼピン系抗不安薬が主流となっています。
抗不安薬はたくさんの種類があり、効果の強さは強い、中程度、弱いの三段階に分けられます。
また効果の長さも以下の3段階に分けられます。
中程度:12時間前後
長い:24時間以上
効果の強さや作用時間の長さから、自分に合ったものを見つけてください。
β遮断薬
β遮断薬は血圧を下げる効果があるため、降圧薬に分類されています。
即効性が期待できる治療薬で、心臓の鼓動を遅くする作用もあるため、あがり症の症状である動悸や震えの症状をピンポイントでコントロールすることが可能です。
緊張や興奮をすると、体内ではアドレナリンが分泌され、交感神経の受容体と結合し、動悸や震えなどの症状が現れます。
β遮断薬は交感神経のβ受容体を遮断することで、動悸や震えなどの症状を軽減します。
抗コリン薬
神経伝達物質であるアセチルコリンが、受容体と結合することを阻害し、副交感神経の働きを抑制する医薬品です。
アセチルコリンは汗腺から発汗を誘発するとされています。
あがり症の人が人前に出た場合、緊張から汗をかく場合がありますが、抗コリン薬はアセチルコリンの作用を阻害することで発汗を抑えます。
あがり症の症状のひとつである発汗をピンポイントでコントロールできるため、ストレスを軽減することであがり症改善へのサポートが期待できます。
制吐剤
嘔吐を抑えるために使用される治療薬で、極度の緊張などで吐き気がする場合に使用可能です。
吐き気は脳の中にある嘔吐中枢が刺激されることで起きますが、嘔吐中枢は化学受容器引金帯(CTZ)という神経細胞が反応することで刺激をうけます。
このCTZには、ニューロキニン(NK1)、セロトニン受容体(5-HT3)、ドパミン受容体(D2)の3つの受容体が存在しており
それぞれに、サブスタンスP、セロトニン、ドパミンという伝達物質が結合することで嘔吐が誘発されます。
制吐剤はこれらの受容体を阻害することで、嘔吐を抑制します。
あがり症の薬の選び方
あがり症の治療薬にはいろいろな種類があるため、どれを選べばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
一口にあがり症といっても症状は様々で、動悸や震えが止まらない人、緊張して滝のように汗をかく人、気持ち悪くなって吐き気がする人などいろいろあります。
次の項目では、どの症状にはどの治療薬が適しているのか、選び方を紹介します。
スピーチや発表前の一時的な緊張や不安を抑えたい人
人前に立つのが苦手なため、スピーチや人前で発表する前の一時的なひどい緊張や不安を抑えたい人には、抗不安薬がおすすめです。
主流となっているベンゾジアゼピン系抗不安薬は、GABAと呼ばれる脳内神経伝達物質の働きを強めることができます。
GABAは副交感神経を優位に働かせることができるため、神経の高ぶりや興奮状態を抑え、不安や緊張を和らげます。
トフィカーム |
トフィソパムタブレット |
バスピン |
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特徴 | グランダキシンのジェネリック 自律神経のバランスを整える |
1錠あたりの値段が安いため、コスパ重視の方向け | 抗不安薬バスパーのジェネリック医薬品 |
効果 | 自律神経失調症 多汗症 更年期障害 |
自律神経失調症 多汗症 更年期障害 |
心身症 不安障害 睡眠障害など |
成分 | トフィソパム | トフィソパム | ブスピロン |
使い方 | 1日3回、1回50mgを水かぬるま湯で服用 | 1日3回、1回50mgを水かぬるま湯で服用 | 1回10mg~15mg、1日2~3回 |
副作用 | めまい 眠気 悪心など |
めまい 眠気 悪心など |
頭痛 立ちくらみ 強い眠気など |
併用禁忌 | 有 | 有 | 有 |
価格 | 200錠8,550円~ | 50錠2,600円~ | 200錠5,400円~ |
日々の生活の中で不安や緊張が続く人
日々の生活の中で常に不安や緊張が続く人には、長期的に使用でき、しっかりと治療できる抗うつ剤がおすすめです。
治療薬を使用して安心できる状態を作り、成功体験を積むことで症状の改善を期待できます。
ファベリン |
レクサプロ |
パキシル |
イフェクサーXR |
レデプラ |
アナフラニール |
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特徴 | ルボックスのジェネリック | セロトニンを増やすSSRI | セロトニンを増やすSSRI | セロトニンとノルアドレナリンを増やすSNRI | NaSSAに分類されるレメロンのジェネリック | セロトニンとノルアドレナリン活性を高める |
効果 | うつ病 不安障害の改善 |
うつ病 不安障害の改善 |
うつ病 不安障害の改善 |
うつ病 不安障害の改善 |
うつ状態 うつ病 |
うつ病 遺尿症の改善 |
成分 | フルボキサミンマレイン酸塩 | エスシタロプラム | パロキセチン塩酸塩水和物 | ベンラファキシン塩酸塩 | ミルタザピン | クロミプラミン |
使い方 | 1日2回食後に服用 | 1日1回食後に服用 | 1日1回食後に服用 | 1日1回食後に服用 | 1日1回就寝前に服用 | 1日1~3回決まった時間に服用 |
副作用 | めまい 貧血 排尿障害など |
悪心 頭痛 口渇など |
口渇 めまい けん怠感など |
傾眠 頭痛 悪心など |
便秘 頭痛 傾眠など |
味覚異常 眠気 めまいなど |
併用禁忌 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 |
価格 | 30錠2,900円~ | 28錠11,100円~ | 28錠4,500円~ | 28錠3,320円~ | 28錠3,500円~ | 30錠2,150円~ |
緊張で汗が止まらない人
一時的な緊張により、汗が滝のように流れ落ち止まらないという人は、多汗症の治療にも使用されている抗コリン薬がおすすめです。
発汗を誘発するアセチルコリンの働きを抑制することで、汗が出るのを抑えます。
プロバンサイン |
プロスパス |
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特徴 | 発汗誘発成分アセチルコリンの働きを抑制 | プロバンサインのジェネリック |
効果 | 夜尿症 多汗症改善 |
夜尿症 多汗症改善 |
成分 | プロパンテリン | プロパンテリン |
使い方 | 1日3~4回服用(1回15mg) | 1日3~4回服用(1回15mg) |
副作用 | 便秘 口の渇き 排尿障害など |
便秘 口の渇き 排尿障害など |
併用禁忌 | 有 | 有 |
価格 | 100錠5,700円~ | 100錠5,500円~ |
動悸・震えが止まらない人
極度の緊張による一時的な動機や震えが止まらないという人には、β遮断薬がおすすめです。
β遮断薬は活発化した交感神経の働きを抑えることで、無理をして動いている心臓の働きを休めたり、震えや声のかすれなどを軽減したりします。
β遮断薬に分類され、あがり症に効果があるとされている処方薬インデラルは、現在輸入規制の対象となっているため、残念ながら当サイトでの取り扱いはありません。
不安で気持ち悪くなる人
不安が強くなり、気持ち悪くなって吐き気がするという人は、制吐剤がおすすめです。
嘔吐中枢を刺激する物質の働きを阻害するため、一時的に吐き気を軽減することができます。
あがり症とは?
人前に出て話をする、大事な試験の時に緊張して汗をかいたり、心臓がどきどきしたりするのは誰にでもある症状です。
しかし不安や心配が過敏になりすぎ、外出ができない、会社や学校に行くことができないなど、社会生活に支障が出ている場合をあがり症と言います。
あがり症は、正式には社会不安障害と言われる不安障害のひとつで、10代半ばから20代前半の発症が多いとされています。
参考サイト
・社交不安障害 - ニプロ株式会社
あがり症の原因
大勢の人の前に立ったり、注目をあびたりして緊張するのは当たり前のことです。
しかしそのような状況に対して苦痛を感じるほどつらく、人との接触や苦手な状況を避けて社会生活に支障が出るようになる原因は、明確にははっきりしていません。
人前で発表した時に緊張で顔が真っ赤になり、声も上ずって恥ずかしい思いをした、こんな自分を他人は批判しているのではないかなど、過去の経験や他人からの評価が気になったことが原因で発症する場合があります。
また脳内の神経伝達物質のバランスの崩れによって、緊張や不安感を感じやすくなったため、社会不安障害を発症する場合もあります。
参考サイト
・「緊張」や「あがり症」を克服する2つのトレーニング | 特集テーマ | サワイ健康推進課
・不安障害|こころの病気について知る|ストレスとこころ|こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~|厚生労働省 - 社会不安障害(社会恐怖)
あがり症と合併しやすい病気
あがり症は不安障害のひとつですが、他の病気と合併してさらに症状が悪化してしまう恐れがあります。
回避性パーソナリティ障害 |
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他人からの批判や拒絶を恐れて、人との関わりを極端に避ける 人との接触を求めてはいるものの、深い人間関係を結べずに孤立してしまう |
うつ病 |
気持ちが落ち込み気力や意欲の低下が続く疾患 食欲不振、不眠、疲れやすいなどの身体症状が現れ 仕事や学校に行けないなど社会生活に支障が出る |
統合失調症 |
脳の様々な動きをまとめることが難しくなる疾患 幻覚や幻聴、妄想などの症状が現れる |
発達障害 |
生まれつき脳機能の発達に偏りがある 周囲の人や環境との上手な関わり方がわからず、社会生活に困難が発生する障害 |
あがり症の治療法
あがり症の治療法は、基本的にカウンセリングなどがメインとなり、治療方針が決まります。
治療薬を用いた薬物療法や、あがり症に特化して開発された認知行動療法、またはその両方を組み合わせた治療など、その人に合った治療法を選択します。
薬物療法は根本的な解決にはならないため、治療薬で緊張や不安などの症状を抑えながら、少しずつ苦手な状況や場面に慣れていく経験が必要になります。
参考サイト
・社交不安症の診療ガイドライン - 日本不安症学会 / 日本神経精神薬理学会 診療アルゴリズム
行動療法
行動療法とは、苦手で避けていた状況にあえて立ち向かい経験を積むことで、恐怖感を克服する治療方法です。
人前で発表するのがとても苦痛な場合、その苦痛から逃れるために発表を回避するのではなく、規模の小さな場面で自分の考えを伝えることからはじめるといった方法です。
状況に対する誤った対処行動を修正することが、治療につながると考えられています。
認知行動療法
認知行動療法は、不安や緊張の原因となる物事に対して誤った認知をしていることに気が付いてもらい、矯正していく治療方法です。
発表するために人前に立った際、その場にいる全員が自分に注目して、失敗を笑おうとしているのではないかと感じていたものの、
実際は思ったほど注目していないことや、がんばれと成功を願っている人がいるということに気が付いてもらいます。
自分の感じていた不安や緊張は過剰だったと認知することで、症状が改善します。
あがり症の薬に市販薬はあるのか?
あがり症の治療薬には、市販されているものもあります。
しかしほとんどが生薬のような天然の有効成分を使用した漢方薬のため、効果がマイルドです。
副作用のリスクは少ないですが、一時的な改善にしかなりません。
近いうちに大きなプレゼンテーションがあり、そこで発表するために緊張するという場合、日ごろから漢方薬を服用し、当日の緊張予防に備えるという使用方法なら向いています。
あがり症をきちんと改善するなら、専門のクリニックや、処方薬を使用することをおすすめします。
あがり症は薬だけでは治らない
あがり症には治療薬がありますが、それだけでは根本的な解決にはなりません。
強い不安や緊張状態を、治療薬で落ち着かせながら、苦手な状況や場面に少しずつ慣れていくことで改善できる疾患です。
苦手な状況や場面を回避し続けてしまうと、余計に不安や緊張が増大し、事実に対して誤った認識でとらえてしまう場合もあります。
会社での人付き合いがうまくいかない、特定の異性との深い関係が築けないなど、人生設計にも支障が出る可能性があるため、一人で抱えず上手に治療薬を利用しましょう。
あがり症の薬に関するよくある質問
ここでは、あがり症の治療薬に関するよくある質問に関して紹介します。
すぐに効くあがり症の薬はありますか?
抗不安薬やβ遮断薬などは即効性があります。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬だと30分~1時間、β遮断薬は1~2時間ほどで効果が現れ、一時的な症状の緩和が期待できます。
緊張しない薬はドラッグストアでも売っていますか?
緊張しない医薬品は、ドラッグストアだと漢方薬が販売されています。
緊張感や興奮感、イライラの鎮静などに効果のある天然生薬を配合した生薬製剤や、植物性の精隠薬があります。
効果はマイルドですが、副作用や依存性も少ないため気軽に使用できます。
プレゼンで緊張しないための薬はありますか?
プレゼンで緊張しないための医薬品はありますが、緊張のタイプにより適しているものが違います。
・不安になる人の場合
不安や緊張を和らげる抗不安薬が適しています。
・動悸が起こる人の場合
過剰になった心臓の働きを少し休めて、心臓機能を保護するβ遮断薬が適しています。
・汗が止まらない人の場合
発汗を促すアセチルコリンを抑制し、汗の量を減らす抗コリン薬が適しています。
あがり症の薬を使わずに、あがり症は治りますか?
あがり症の治療には、必ず医薬品を使用しないといけないわけではありません。
医薬品を使用せず心理療法で治療する方法もあります。
不安や緊張がひどい場合は、状態を良くするための手助けとして治療薬を使用し、心理療法も取り入れるといった治療法もあるため、自分に合った方法を選びましょう。