男性にとってペニスの大きさはとても重要なことです。
「ペニスが小さくて自信がない」という男性は非常に多くいます。
ペニスサイズは、生まれ持ったものでサイズアップは無理だと思われていますが、大きくする方法はあります。
ペニスが小さくなる原因とその対策方法を見ていきましょう。
ペニスの平均サイズは？
日本人のペニスの平均サイズは、勃起時で13.6cm、通常時で9.3cmと言われています。
日本人男性のペニスサイズは、ほとんど世界平均に等しい長さです。
ペニスサイズの図り方や、世界平均を知りたい方は、下記コラムをご覧下さい。
ペニスが小さい原因
ペニスが小さい、あるいは小さくなってしまう原因は、以下の6つが関係してると言われています。
心当たりがある方はチェックしてみましょう。
加齢による縮小
加齢によりペニスが縮小する原因は主に2つ考えられます。
・血管の縮小
ペニスには骨がなく筋肉で構成されているため、「筋肉の衰え＝ペニスの衰え（縮小）」に直結します。
加齢によって下半身の筋力が低下すると勃起力も弱くなります。
また、勃起は体内の血液が、ペニスに集まることによって起こる現象です。
ですが、ペニスにつながる血管が細く、硬くなる動脈硬化などを引き起こすと、ペニスに十分に血液が送られなくなるため、ペニスが小さくなったと感じます。
1937年に行った年齢別のペニス平均サイズ調査では以下のような結果となりました。
| 陰茎の長さ | 平均（cm） | 勃起時（cm） |
|---|---|---|
| 16～20歳 | 7.3 | 9.3 |
| 21～25歳 | 7.7 | 11 |
| 26～30歳 | 7.8 | 11.4 |
| 31～35歳 | 7.9 | 10 |
| 36～42歳 | 7.6 | 10.5 |
参考サイト：大東製薬工業株式会社
※調査は古くに行われたものですので、現代人の食事や生活習慣から変化してる可能性もあります。
勃起時の長さは16歳から成長期を経て26歳から30歳までが最大サイズとなりますが、その後は1cm近く縮んでしまいます。
勃起時の硬さや大きさをアップさせたい方は、適度な運動や骨盤底筋（PC筋）を鍛える筋トレ、血管を拡張させ血流を良くするED治療薬がおすすめです。
喫煙による縮小
喫煙は健康被害だけではなく、ペニスにも悪影響を及ぼします。
ペニスは毛細血管が非常に多く巡っており、毛細血管の集合体と言えます。
タバコの有害物質は毛細血管を酷く損傷させてしまい、エラスチンを傷つけ繊維が変化してしまう為、ペニスが縮小してしまうのです。
コラーゲン繊維を支える役割を持つ繊維の事
ボストン大学が行った調査によると、以下のような結果が報告されていました。
According to one report, the results of the study found smokers had shorter erect penises compared to men who did
not smoke. Researchers believe this is because smoking inhibits blood flow, preventing the penis from stretching,
which might reduce penis length.
引用元：Medical News Today
ある報告によると、この研究の結果は、喫煙者は喫煙しなかった男性と比較して、勃起したペニスが短いことを発見しました。
研究者は、これは喫煙が血流を阻害し、陰茎が伸びるのを防ぎ、陰茎の長さを短くする可能性があるためだと信じています。
上記の研究結果から、ペニスを縮小させたくない場合は禁煙にチャレンジしてみましょう。
医薬品による縮小
医薬品の副作用によって、ペニスが縮小してしまう場合があります。
前立腺疾患の治療や薄毛治療で処方されるAGA治療薬のプロペシア（フィナステリド）や、ザガーロ（デュタステリド）は、性欲減退やペニス縮小などの副作用が報告されています。
服用を中止することで徐々に戻ると言われていますが、気になる方は医師に相談するようにしましょう。
手術による縮小
前立腺癌などの手術を行った約70％がペニスの縮小を感じており、最大で1/3まで収縮したケースもあるようです。
縮小原因の医学的根拠は存在しないのですが、以下のような説が提唱されています。
- 前立腺を摘出した男性のペニスは筋肉繊維が収縮状態になっている説
- 男性器への血流が思うように行き届かなくなった説
ペニスが縮小する原因は「血流」や「血管」が深く関わっているため、上記の説は理にかなっている部分はあるかと思います。
体重増加による縮小
厳密に言うと、体重増加によってペニスが収縮するわけではありませんが、ペニスが脂肪に埋もれて縮小したように見えてしまいます。
ペニスの構造上、脂肪がない痩せ型体型でも2センチは埋もれているため、肥満体型の場合は最低でも2センチ以上は埋もれているということです。
また、体格に対してペニスを見た時の比率などによっても小さく見えてしまう視覚効果もプラスされているかもしれません。
そしてペニスが埋もれてしまうほど肥満体型の方は、動脈硬化や糖尿病などEDの原因ともなる病気を発症してしまう恐れがあるため、注意が必要です。
ぺロニー病による縮小
ぺロニー病とは「陰茎海綿体白膜」にしこりができる良性の病気で、以下のような症状が起こります。
- 勃起時の痛み
- 勃起障害
- 陰茎弯曲
- 陰茎短縮
ぺロニー病が発症すると、海綿体の柔軟性がなくなり陰茎が奇妙に曲がってしまうため、縮小したように見えてしまいます。
また、十分な血液がペニスへ流れ込まないことで、実際に縮小してしまうケースもあるようです。
ペロニー病も特殊なケースですが、症状に当てはまる場合は泌尿器科で見てもらうようにしましょう。
ペニスの縮小は日常生活からも起こる
ペニスの縮小の原因は、加齢、喫煙、医薬品、手術、体重増加、ペロニー病など様々あります。
ですが、加齢や喫煙、体重増加などが原因の場合は、日常生活において筋力のアップや禁煙、ダイエットなど努力次第で改善可能です。
また、ペニスサイズは生まれ持ったものではありますが、ED治療薬やペニス増大サプリメント、テストステロン療法などでサイズアップすることも可能です。
サイズアップの方法は以下コラムをチェックしてみて下さい。
