ロゼレム

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• はじめ （46歳） 2022-09-09
  病院行くとあれこれうるさいので、通販で購入できて助かります。これのおかげで眠れます。

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ロゼレムの特徴　

ロゼレムは有効成分ラメルテオンを配合したメラトニン受容体作動薬です。

睡眠に深く関係するメラトニンと呼ばれるホルモンと同じ作用を持っており、睡眠リズムを整えて自然な眠りをサポートします。

短時間型の睡眠薬のため寝つきが悪い入眠障害の改善に効果を発揮します。

効果はマイルドですが、依存性が極めて少なく初めての方でも安心して服用できる睡眠薬です。

ロゼレムの効果

ロゼレムは睡眠リズムを整えるメラトニン受容体に働き、自然な眠りを促してつらい不眠の症状を改善します。

不眠症には、寝つきが悪い入眠障害、夜中に目が覚める中途覚醒、早朝に目が覚める早朝覚醒、寝た満足感がない熟眠障害の4タイプに分類されます。

中でも、寝つきが悪い入眠障害の改善に有効です。

そのため、体内リズムが崩れやすく寝つきが悪い方や、自然な眠気を促したい方に効果が期待できます。

効果の発現時間や持続時間には個人差がありますが、服用後30分～1時間ほどで血中濃度のピークを迎えて効果が発現し、2時間ほど持続します。

ロゼレムの睡眠改善効果

21～81歳の慢性不眠症患者を対象とした臨床試験では、ロゼレム8mgの使用による睡眠改善効果が認められています。

投与前の観察記では入眠までの時間が平均70.51分ですが、投与開始から4週後には平均43分で約27分も短縮しています。

さらに、24週後では平均38分と約32分の短縮が報告されており、睡眠改善効果に優れていると言えるでしょう。

入眠困難を伴う不眠症を対象とした臨床試験では、投与前の入眠速度は1時間29分49秒でしたが、4週間後には47分6秒と大幅に改善しています。

また、総睡眠時間の延長や中途覚醒回数の低下も確認されています。

ロゼレムは眠気を促して入眠をスムーズにするだけでなく、睡眠時間を伸ばして途中で起きる回数を減らすことも可能です。

参考サイト
・ロゼレム錠 - インタビューフォーム　2) 安全性試験　国内長期投与試験（OCT002 試験）　②自覚的睡眠潜時及び自覚的全睡眠時間に及ぼす影響

ロゼレムの作用機序

有効成分ラメルテオンはメラトニン受容体作動薬に分類されており、睡眠に関わるメラトニンの受容体に作用します。

メラトニンは朝に太陽の光を浴びることで体内時計をリセットし、約15時間後に分泌が増えて眠気を誘います。

睡眠と覚醒を調整している大切なホルモンで、ストレスや不規則な生活、加齢などによって分泌量が低下すると、
寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなどの睡眠障害を引き起こすのです。

有効成分がメラトニンのように作用して受容体を刺激することで、体温を低下させて入眠しやすい状態を作ります。

また、体内時計を整えて自然な睡眠リズムが形成されるため、スムーズな入眠を促して質の高い睡眠を維持しやすくなります。

参考サイト
・不眠症治療薬と QOL: MT1/MT2 受容体作動薬 ラメルテオンの研究開発

ロゼレムとメラトニンの違い

ロゼレムはメラトニン受容体作動薬に分類されていますが、メラトニンそのものではありません。

海外ではメラトニン配合の睡眠サプリメントなどがありますが、日本では医師の処方が必要な医薬品として
小児期の神経発達症に伴う不眠症の治療にのみメラトニンが処方されています。

そのため、一般の不眠症の治療では処方されることはありません。

ロゼレムはメラトニンそのものではありませんが、メラトニンと比べてメラトニン受容体への作用が数倍強く、催眠作用も強いとされています。

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ロゼレムの服用方法

1日1回1錠(8mg)を就寝直前に服用します。

最大摂取量は1日8mgのため、十分な効果を得られないからと自己判断での増量や追加服用は控えてください。

参考サイト
・医療用医薬品 : ロゼレム (ロゼレム錠8mg) - 6. 用法及び用量

食事・アルコールの影響

食事の影響を受けるため、就寝直前の空腹時に服用しましょう。

成分が体内に入って排出されるまでの過程を示す薬物動態の研究では、食後の服用により最大血中濃度が16％低下したと報告されています。

食事が成分の吸収や代謝を妨げて、効果のピークが1時間遅延するため、効果が減弱して十分な効果を得られない可能性が高いです。

また、アルコールには中枢神経を抑制する作用があり、併用によって集中力や注意力、反射運動能力の低下が増強されて日常生活に影響が出る恐れがあります。

そのため、服用中はアルコール摂取を控えてください。

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ロゼレムを服用中の注意点

ロゼレムを服用中の注意点は以下の通りです。

ロゼレムは継続的に服用することで体内時計を整え、不眠症の改善効果を発揮するため、効果を実感するまでに2週間ほどかかる可能性があります。

服用から2週間後を目安に効果の有無を判断してください。

個人差はありますが、翌日まで効果が残って集中力や注意力、反射運動能力の低下が起こる可能性があります。

また、副作用として眠気が報告されているため、服用中は自動車の運転や高所作業、機械操作は避けてください。

十分な効果が得られない場合でも、自己判断での追加服用や服用量の増加はしないでください。

過剰摂取によって効果が高まることはなく、副作用のリスクだけが高まるため、用法用量を守って正しく服用してください。

ロゼレムの副作用

ロゼレムの副作用には、めまい、頭痛、眠気、発疹、悪心などがあります。

いずれも0.1％から5％以上の間で起こる可能性があります。

国内第Ⅲ相試験においての副作用発現率は、7.8％(38/489例)となっています。

これらの副作用が現れた場合は、投与を中止し、医師に相談してください。

参考サイト
・医療用医薬品 : ロゼレム (ロゼレム錠8mg) - 11. 副作用

ロゼレムの重大な副作用

ロゼレムの重大な副作用として、アナフィラキシーが報告されています。

発生頻度は不明で非常に稀ではありますが、服用後に血管浮腫や蕁麻疹などが見られる場合は重大な副作用の可能性が高いため、すぐに医師の診察を受けてください。

服用中は体調の変化に十分注意しましょう。

ロゼレムを使用できない人

また、以下に該当する方は、ロゼレムの使用に注意が必要です。

ロゼレムの併用禁忌薬

以下の医薬品は、ロゼレムとの相性が悪く併用できません。

ロゼレムの併用注意薬

以下の医薬品はロゼレムとの併用に注意が必要です。

参考サイト
・医療用医薬品 : ロゼレム (ロゼレム錠8mg) - 10. 相互作用

ロゼレムのよくある質問

ロゼレムの強さはどれくらいですか？

ロゼレムの効果は他の睡眠薬と比べてマイルドです。
ただし、有効成分が睡眠と覚醒を調整するメラトニンと似た働きをして体内リズムを整え、自然な眠りを促進するため、体への負担が少なく安全性に優れています。
効果には個人差があるため、人によっては十分な効果を得られない方もいますが、効果がマイルドだからといって眠れないわけではありません。
また、2週間ほど飲み続けることで入眠をスムーズにして、徐々に不眠の症状が改善されるため、最低でも2週間以上は継続しましょう。
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ロゼレムは依存性がありますか？

ロゼレムは入眠障害に効果があるルネスタやハルシオンと比べて、依存性が極めて少ない睡眠薬です。
他の睡眠薬では脳の中枢神経に作用して眠気を促しますが、ロゼレムはメラトニン受容体に作用して自然な眠りを促すため、依存症のリスクが低いとされています。
また、睡眠薬を長期的に服用すると効果を実感しにくくなる耐性が生じますが、ロゼレムでは生じにくく長期にわたって服用が可能です。

ロゼレムを飲むと一日中眠くなるのですか

ロゼレムの持続時間は約2時間と短く、翌日に眠気が残る可能性は低いです。
ただし、効果の持続時間には個人差があり、主な副作用でも眠気が多く報告されているため、日中に眠気を感じる可能性があります。
服用中は眠気を生じる恐れがあるため、自動車の運転や高所作業、機械操作は控えましょう。

ロゼレムは離脱症状がありますか？

現在、ロゼレムには明確な離脱症状の報告はありません。
他の睡眠薬では、急に服用を中止すると反跳性不眠と呼ばれる離脱症状を引き起こし、服用する前よりも強い不眠症状を生じる可能性があります。
離脱症状は報告されていませんが、個人差があり服用を中止すると不眠が再発する恐れがあります。
急な服用中止は避けて体調を観察しながら少しずつ減薬しましょう。

メーカー

武田薬品工業

発送国

シンガポール