インドの薬って大丈夫?安全性や個人輸入で買えるインドの薬について紹介

インドの薬って大丈夫?安全性や個人輸入で買えるインドの薬について紹介 その他

近年、AGAやED治療薬など様々な医薬品でインドメーカーが増えており、個人輸入でも目にすることが多いのではないでしょうか?

インドの薬って本物?
使っても体に影響はない?

インドの薬の安全性や品質に疑問を持つ方も多いと思います。

今回は、インドの薬の安全性や個人輸入で買えるインドの薬について詳しく紹介していきます。

インドの薬は世界的に使われている

インドの薬は世界的に使われている

インドに医薬品のイメージがない方が多いと思いますが、実は世界第3位の医薬品製造国であり、インド産の医薬品は世界中で使用されています。

ジェネリック医薬品では世界市場の約20%を占めており、インドがジェネリック大国であることがわかります。

また、世界のワクチンの50%以上を製造しており、近年では新型コロナウイルスのワクチン製造拠点として注目を集めました。

医薬品の輸出額で見ると、37%がアメリカ、次に4%でイギリス、南アフリカとなっています。

生産量や輸出国からもわかるように、インドの医薬品は世界中で多くの方に使用されています。

参考サイト
インド製薬産業の最新動向

医療国際展開カントリーレポート-インド/医療関連/医薬品 輸出金額

インドで安いジェネリックが作られる理由

インドで安いジェネリックが作られる理由

インドがジェネリック大国になったのは、独自の特許制度が影響しています。

13億人以上の人口がいるインドでは貧富の差が激しく、海外の製薬会社から輸入した医薬品は価格が高すぎるため、低所得者層は手に入れることができません。

そのため、他国と異なる特許制度を持っており、開発コストや時間を抑えることができ、ジェネリック医薬品を製造しやすい特徴があります。

国内の製薬会社がジェネリック医薬品を製造・販売することで、低価格での流通が可能なため、低所得者層の方でも医療を受けやすい仕組みになっています。

インドの医薬品の特許制度

日本国内では以下の3つの医薬品特許があり、他の製薬会社が製造・販売できないよう期間を設けています。

物質特許:新しい化合物を発明したときにその化合物に与えられる特許
製造特許:製造方法に与えられる特許
用途特許:新たな用途を発明したときに与えられる特許

しかし、インドでは物質特許が認められておらず、海外で製造された先発薬の特許が切れていない場合でもジェネリック医薬品の製造が可能でした。

2005年に物質特許制度が導入されましたが、新しい物質を発見したときにしか認められず既存物質を改良した新規物質には認められません

そのため、独自の特許制度によりインド国内の製薬会社は今でもジェネリック医薬品を製造できる仕組みです。

参考サイト
インドにおける医療分野の特許の審査について

レポート | 後発薬大国インドの特殊知財事情 – 株式会社三井物産戦略研究所

インドの薬の安全性

インドには医薬品のイメージがないため安全性で心配される方が多いですが、世界市場では高いシェア率を誇り、世界中で多くの方が使用している実績があります。

世界市場でのシェア率は、インドの医薬品の安全性が高い証拠でもあります。

また、近年では世界中の製薬会社がインドのジェネリック産業に参入しており、業務提携や買収などが行われているのも事実です。

日本では第一三共がインドの大手製薬会社ランバクシー社を買収して、ジェネリック産業に参入しました。

世界の様々な大手製薬会社がインドのジェネリック製造に注目しており、買収して製造を行っていることは、インド医薬品の安全性を認めている証拠です。

また、大手製薬会社がインドのジェネリック産業に参入したことで、より衛生面や安全性が向上すると考えられます。

参考サイト
第一三共とランバクシーの新薬研究開発体制の一元化について – プレスリリース – 報道関係者の皆さま – 第一三共株式会社

インドの薬の品質は?

インドの薬の品質は?

インドの医薬品は馴染みがないと思いますが、実は日本国内でもよく使用されています。

元美容クリニックのスタッフに話を聞いたところ、クリニックで処方されているオリジナル治療薬の多くがインドで作られたジェネックである、と話してくれました。

中でも多いのがAGA治療薬であり、OEMとして製造をインドで行い、成分鑑定をして医師が処方しているのが現状です。

国内の様々なクリニックで使用されており、インド製だから危険というわけではありません。

医師も認めている医薬品であり品質には問題がないと言えます。

インドの薬の偽物について

海外医薬品は、偽物が紛れ込んでいるイメージがあり心配という方が多いと思います。

実際に海外通販で購入したED治療薬の中には、偽物が含まれていたというケースもあります。

ただし、偽物がすべてインドで製造されているという報告はありません。

ED治療薬を製造、販売している製薬会社4社が合同で調査を行った結果、インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品と報告がありました。

この調査は日本とタイで行われており、インドは含まれていません。

また、2009年の報告では約6割が偽造品でしたが、2016年の報告では約4割と減少しています。

一部のクリニックでは、インド製のジェネリック医薬品をコピー品として説明している場合があります。

コピー品と聞くと偽物のイメージがあると思いますが、実際は製薬会社によって製造されたジェネリック医薬品のため、製品の品質に問題はありません。

参考サイト
インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品

偽物を購入しないために

先ほど述べたように、インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品です。

偽物を購入しないためには、信頼できるサイトか慎重に選ぶ必要があります。

以下は、サイトを選ぶポイントのため参考にしてみてください。

・価格
ジェネリック医薬品は低価格ですが、偽物の場合は価格が異常に安いことが多いです。

・日本語が正しく表記されている
詐欺サイトの場合、日本語が正しくない、漢字がおかしいことがあります。

・成分名・成分量
偽物は本来ない成分量や成分名が記載されている場合があります。
例えば、バイアグラは100mgまでしかありませんが、200mgが販売されていれば偽物です。

・特定商法取引の表記
通信販売サイトは特定商法取引の表記が必須であり、表記されていないサイトはトラブルにつながる可能性があるため避けましょう。

インドの薬は個人輸入で購入できる

インドの医薬品を入手したい場合、個人輸入を利用することで日本にいながら購入可能です。

処方箋が不要のため通院する必要がなく、時間を問わずネットで手軽に注文できます。

インドの医薬品も個人輸入で多く販売されており、現地に行かなくても入手可能です。

また、病院と比べて薬の価格が低価格であり、インドの医薬品は人気商品のひとつです。

代表的なインドの製薬メーカー

インドのジェネリック医薬品は世界でも高いシェア率を誇っており、多くの製薬メーカーがあります。

世界的にも有名な製薬メーカーや様々なジャンルのジェネリック医薬品を製造している大手ジェネリックメーカーをご紹介します。

それぞれのメーカーが製造している商品も紹介していますので、ぜひご覧ください。

アジャンタファーマ社

アジャンタファーマ

アジャンタファーマ社はインドのムンバイにある製薬メーカーで、アフリカやアジアなど30ヶ国以上で使用されています。

皮膚病や呼吸器系疾患、心臓病、ED治療薬など幅広く医薬品を製造・販売しています。

最先端の製造工場を7つ持っており、そのうち2つの施設ではFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けており信頼できる製薬メーカーです。

また、自社ブランドのジェネリック医薬品を多く展開しており、世界で1,400以上の製品が登録・承認されています。

審査基準が厳しいFDAにおいても17商品がジェネリック製造認定を受けており、安全性の高いメーカーと言えるでしょう。

特に、ED治療薬のカマグラゴールドバリフは個人輸入でも人気の商品のひとつです。

カマグラゴールド
カマグラゴールド
バリフ
バリフ
ラブグラ
ラブグラ
メラケアクリーム
メラケアクリーム
商品の分類 ED治療薬 ED治療薬 女性の不感症治療薬 アンチエイジング
成分 シルデナフィル バルデナフィル シルデナフィル トレチノイン
ハイドロキノンなど
販売価格 4錠1,500円~ 10錠1,900円~ 4錠980円~ 1本2,200円~

シプラ社

シプラ

シプラ社は1935年に設立された老舗製薬メーカーであり、インドのムンバイに本社を置いています。

幅広いジャンルのジェネリック医薬品を提供しており、アジアや北米、南米、ヨーロッパなど世界80ヶ国以上で使用されています。

世界10ヶ国に製造施設を持っていますが、FDAだけでなくWHOなど各国の審査基準をクリアして製造・輸出しているため安全性が高いです。

特に、HIV治療薬は1日1ドル未満で利用できるように低コストで製造しており、発展途上国で多くの人の命を救っています。

また、HIVワクチンは世界で40%以上のシェア率を誇り、インドを代表する製薬メーカーと言えます。

ジェネリック医薬品も多く、日本国内では、AGA治療薬のフィンペシアや抗生物質のアジーが有名です。

フィンペシア
フィンペシア
ツゲイン
ツゲイン
スハグラ
スハグラ
セロフロインヘラー
セロフロインヘラー
アジー
アジー
ジネット35
ジネット35
商品の分類 AGA治療薬 AGA治療薬 ED治療薬 気管支喘息 性感染症治療薬 ピル
成分 フィナステリド ミノキシジル シルデナフィル フルチカゾンプロピオン酸エステル
サルメテロールキシナホ酸塩
アジスロマイシン 酢酸シプロテロン
エチニルエストラジオール
販売価格 30錠1,520円~ 1本2,500円~ 4錠1,760円~ 1箱2,700円~ 10錠2,830円~ 1箱2,300円~

サンファーマ社

サンファーマ
サンファーマ社は1983年に設立されたインド最大の製薬メーカーです。

2012年には日本法人も設立され、世界40ヶ国以上で事業を展開しているグローバル企業です。

開発・製造だけでなく販売まで一貫した生産体制を持っており、FDAや各国の薬品規制当局から承認を得た40以上の製薬工場を有しています。

そのため、世界水準の品質を保証しているのと同時に生産能力が高く、世界規模で安定的に医薬品の供給を行っています。

また、経口剤以外にもスプレー剤やクリーム剤、注射剤など様々な剤型の生産も可能です。

低価格で高品質のジェネリック医薬品を提供しており、世界100ヶ国以上で使用されています。

特に、まつ毛育毛剤であるケアプロストは若い女性を中心に人気です。

ケアプロスト
ケアプロスト
フルナイト
フルナイト
イベルメクトール
イベルメクトール
セルノスジェル
セルノスジェル
エフロラ
エフロラ
商品の分類 まつ毛育毛 睡眠薬 寄生虫駆除 筋肉増強剤 抑毛
成分 ビマトプロスト エスゾピクロン イベルメクチン ウンデカン酸テストステロン エフロルニチン
販売価格 1本3,000円~ 50錠4,000円~ 4錠1,900円~ 14包4,500円~ 3本4,100円~

Asle pharmacenticals社

Asle pharmacenticals

Asle pharmacenticals社は2019年に設立された比較的新しい製薬メーカーです。

インド北部のジャイプールに本社があり、日本では難しい医療用医薬品のOEMやODM開発をしています。

医薬品の製造には日本人スタッフが監修として入り、日本人向けに様々な製品を開発・販売しています。

また、輸出国に合わせて製品パッケージを作っており、日本向けは日本語のパッケージになっているのも特徴です。

新しい製薬メーカーではありますが、品質に関しては成分鑑定を実施しており、安全性が高いです。

AGA治療薬を始めとして、ネクストシリーズやスマシリーズなどのED治療薬、睡眠薬、避妊薬など様々な高品質のジェネリック医薬品を製造しています。

他の製薬メーカーと比べて低価格なジェネリック医薬品が多く、個人輸入を始めて利用する方におすすめのメーカーです。

バイスマ
バイスマ
スーパーシアスマ
スーパーシアスマ
ミノキシジル+フィナステリド
ミノキシジル+フィナステリド
ナイピル
ナイピル
ソクナイト
ソクナイト
ジスリン
ジスリン
商品の分類 ED治療薬 ED治療薬 AGA治療薬 アフターピル 睡眠薬 性感染症治療薬
成分 シルデナフィル タダラフィル
ダポセキチン
ミノキシジル
フィナステリド
レボノルゲストレル エスゾピクロン アジスロマイシン
販売価格 4錠1,750円~ 4錠2,000円~ 1セット6,750円~ 4錠2,980円~ 50錠4,050円~ 5錠1,410円~

ドクターレディー社

ドクターレディー
ドクターレディー社はインドのハイデラバードに拠点を置く大手製薬メーカーです。

アメリカのアトランタを始めとして世界中に製造施設や研究開発センター、商業拠点があります。

健康は待てないをモットーに手軽で高品質の医薬品を提供しています。

製造施設では適正製造基準に従って製造が行われ、FDAによる監査も受けているため安全性が高いです。

2023年現在では、世界74ヶ国に医薬品を展開しており、5億人以上にサービスを提供しているインドの代表的な製薬メーカーのひとつです。

また、2001年には日本以外のアジア企業では初めてニューヨーク証券取引所に上場を果たしています。

タゼル
タゼル
商品の分類 ED治療薬
成分 シルデナフィル
販売価格 10シート3,130円~

インタスファーマ社

インタスファーマ
インタスファーマ社は2022年にインドの製薬市場で3.1%のシェアを獲得しており、7位にランクインするほど急速に成長している製薬メーカーです。

インドのアフマダーバードに本拠地を置いています。

FDAを始めとして、TGA、MHRA、EMA、ANVISA、MCCなど様々な機関から承認された製造施設で製造を行っているため安全性が高いです。

2021年には、インドを含めて世界19ヶ所の製造施設を持ち、グローバルに事業を展開しています。

特に、腎臓や泌尿器系、心臓病や糖尿病などに重点を置いており、様々なジェネリック医薬品を製造しています。

利尿剤のトラセミドや抗不安薬のバスピンなどが有名です。

トラセミド
トラセミド
ベルトリド
ベルトリド
ダパリル
ダパリル
オベリット
オベリット
バスピン
バスピン
トレティヴァ
トレティヴァ
商品の分類 利尿剤 AGA治療薬 痩せる薬 痩せる薬 睡眠薬 ニキビ治療薬
成分 トラセミド デュタステリド ダパグリフロジン オルリスタット ブスピロン イソトレチノイン
販売価格 100錠2,250円~ 100錠9,000円~ 30錠6,000円~ 30錠4,050円~ 200錠5,400円~ 10錠1,350円~

インドの薬に関するよくある質問

インドの医薬品について、気になる点は様々あると思います。
よくある質問をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

インドの製薬会社のランキングはどうですか?

インドの製薬会社のランキングは以下の通りです。

1位:サンファーマ
2位:ディビス・ラボラトリーズ
3位:ドクターレディー

1位のサンファーマはインド最大の製薬会社であり、ジェネリック医薬品や大衆薬の製造・販売を一貫して行っています。

また、インド国内外でも有名であり世界中で事業を展開するグローバル企業です。

40以上の製造工場を持っており、世界100ヶ国以上でサンファーマ社の医薬品が使用されています。

インドから届く商品も問題なく届きますか?

インドからの発送は心配な方も多いと思いますが、商品は問題なく届きます。

ネットから注文後、約10~14日で自宅に到着します

商品の発送後は、追跡状況を確認できる追跡番号が発行されるので、商品が今どこにあるのか随時確認が可能です。

プライバシーに配慮した梱包となっており、商品名の記載はなく中身も見えないようになっているため安心です。

インドから届いた薬に、黒い点がついていたのですか?

黒い点は錠剤本体ではなく、錠剤のフィルムについている場合があります

この場合は、一度錠剤を取ってフィルム部分を拭いて確認してください。

フィルムについている場合は、簡単に拭き取ることが可能で錠剤自体には問題ありません。

錠剤の中にある場合は、調査のため錠剤の写真とともにお問い合わせよりご連絡ください。

インドの薬はED治療薬やAGA治療薬に多いのはなぜですか?

日本では治療薬の承認が非常に遅く、AGA治療薬が厚生労働省で認可されたのは2005年です。

アメリカは1997年にFDAが認可しているため、8年も遅いといことになります。

そのため、日本国内ではED治療薬やAGA治療薬のジェネリック医薬品が出てきたのも近年です。

インドではジェネリック医薬品が製造しやすい環境であるため、需要の高いED治療薬やAGA治療薬が多く製造されています。

インドの医薬品は低価格でコストパフォーマンスに優れているため、インターネットで手軽に購入できる個人輸入で多く販売されています。

ネットのくすり屋さんは安心の正規品保障!

ネットのくすり屋さんでは、安心して利用することができるように定期的に製造工場や薬局の視察、衛生指導を行っています。

商品名の記載はせず、中身の見えない梱包にするなどプライバシーに配慮した発送を心がけています。

また、海外発送は商品が届かないというトラブルがありますが、商品発送後は追跡番号をお客様に案内しているため、荷物の配送状況を随時確認でき安心です。

10時~18時は日本人スタッフによる有人チャットがあり、リアルタイムでサポートを行っています。

不明な点や利用方法などは日本語で問い合わせができ、初めて利用する方でも手軽に安心して利用することができます。

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