カロナールの市販薬の値段は一体いくら?|1錠単位からご紹介

カロナールの市販薬の値段は一体いくら?|1錠単位からご紹介 病気・症状

あゆみ製薬(東京・中央)は29日、解熱鎮痛剤「カロナール」の出荷調整を始めたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大「第7波」で患者が急増し、医療機関からの発注に対応することが難しくなったため。主力の錠剤を出荷調整するほか、一部製品は出荷を停止した。

引用:「カロナール」出荷調整 あゆみ製薬、コロナで需要増:日本経済新聞

現在コロナの第7波の影響により国内のカロナール在庫が品薄です。海外のカロナールジェネリックであれば在庫がございます。

ご希望の方は以下商品ページをご確認ください。


発熱して病院へ行ったら解熱剤をもらったという方は多いと思います。その際に多く処方されている「カロナール」という薬があります。

カロナールは解熱効果だけではなく、鎮痛効果もあるので、頭痛や腰痛、生理痛の際にも処方されます。

カロナールの有効成分はアセトアミノフェンです。ドラッグストアなどでは、同じアセトアミノフェンの商品がたくさん販売されています。

ドラッグストア等で販売されている、カロナールと同じ医薬品の値段は一体いくらなのでしょうか?1錠単位までリサーチしてみました。

市販されているカロナールとは

カロナールは医療用医薬品で実は市販されていません。

しかしカロナールの有効成分「アセトアミノフェン」が含まれている医薬品は、医薬品名は異なりますがドラッグストアでも購入できます。

市販のアセトアミノフェンの薬も、有効成分は病院処方のカロナールと同じなので、どちらも同じ効果が期待できます。

市販薬との違い

病院処方薬カロナールと市販薬アセトアミノフェンの違いはどこにあるのでしょうか。実は、最大用量に違いがあります。

病院処方薬
カロナール
市販薬
アセトアミノフェン
用量種類 200mg、300mg、500mg 300mg
最大用量/日 1,500~4,000mg 900mg

病院処方薬カロナールの方は、200mg、300mg、500mgと3種類あるのに対し、市販薬のアセトアミノフェンは300mgの1種類だけです。

アセトアミノフェン300mgは、カロナール300mgと含まれている有効成分の量は同じですが、市販薬であるアセトアミノフェンの1日の最大用量は900mgと低い設定になっています。

市販薬は薬局やドラッグストアなどで誰でも購入できるため、安全面を考慮して少なめに設定されてるからです。

500mgは市販では買えない

病院処方薬のカロナールは、アセトアミノフェン500mgのものがありますが、市販薬では最大用量が300mgとなっているので、薬局やドラッグストアなどで購入することはできません。

しかし、薬を個人輸入してくれる代行サイトを利用すれば、処方箋無しでアセトアミノフェン500mgを購入する事が可能です。

こちらは当サイトで取り扱っているカロナールジェネリックです。

カロナール市販薬の値段

カロナールの市販薬の値段について調査しました。販売店によって、同じ薬でも多少値段の上下があります。

ここでは1箱/1錠あたりの、販売店による値段の違いもご紹介します。

※1錠あたりの金額は四捨五入

アセトアミノフェンが主成分

市販薬の中で、アセトアミノフェンが主成分の代表的な薬は以下の3種類となります。

  • タイレノールA
  • バファリンルナJ
  • ラックル
タイレノールA バファリンルナJ ラックル
タイレノールA バファリンルナJ ラックル
メーカー 東亜薬品 株式会社 ライオン株式会社 日本臓器製薬
医薬品分類 第二類医薬品 第二類医薬品 第二類医薬品
成分量 300mg 100mg 300mg
錠数 10錠・20錠 12錠 12錠
値段 10錠:約715~1,191円
(1錠:約72~119円)
20錠:約938~2,350円
(1錠:約47~118円)
12錠:約645~1,041円
(1錠:約54~87円)
約876~1,158円
(1錠:約73~97円)

その他の成分と一緒に配合

アセトアミノフェンだけではなく、他の有効成分も含まれている代表的な薬は以下になります。

  • バファリンプレミアム
  • ノーシン
  • パイロンPL顆粒
  • パブロンSゴールドW微粒
  • パブロンキッズかぜ微粒
バファリンプレミアム ノーシン パイロンPL顆粒 パブロンSゴールドW微粒 パブロンキッズかぜ微粒
バファリンプレミアム ノーシン パイロンPL顆粒 パブロンSゴールドW微粒 パブロンキッズかぜ微粒
メーカー ライオン株式会社 株式会社 アラクス シオノギヘルスケア 大正製薬 大正製薬
医薬品分類 第二類医薬品 第二類医薬品 第二類医薬品 第二類医薬品 第二類医薬品
成分量 イブプロフェン130mg
アセトアミノフェン130mg
無水カフェイン80mg
アリルイソプロピルアセチル尿素60mg
乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg
アセトアミノフェン300mg
エデンザミド160㎎
カフェイン水和物70mg
サリチルアミド648mg
アセトアミノフェン360mg
無水カフェイン144mg
プロメタジンメチレンジサリチル酸塩32.4mg
アンブロキソール塩酸塩15mg
L-カルボシステイン250mg
ジヒドロコデインリン酸塩8mg
アセトアミノフェン300mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩2.5mg
リボフラビン(ビタミンB2)4mg
チペピジンヒベンズ酸塩37.5mg
グアイフェネシン75mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩3.6mg
アセトアミノフェン450mg
錠数 20錠 16錠・32錠・64錠 24包 12包・24包 12包
値段 約887~907円
(1錠:約44~45円)
※1回/2錠
(成分量は2錠中分記載)
16錠:約550~654円
(1錠:約34~41円)
32錠:約698~1,104円
(1錠:約22~35円)
64錠:約1,460~1,969円
(1錠:約23~31円)
※1回/2錠
(成分量は2錠中分記載)
約1,665円~2,064円
(1錠:約69~86円)
※1回/3包
(成分量は3包中分記載)

12包:約988円~1,515円
(1錠:約82~126円)
24包:約1,587円~2,137円
(1錠:約66~89円)
約578円~968円
(1錠:約48~80円)
※1回/3包
(成分量は3包中分記載)

その他市販の解熱鎮痛剤

市販薬のアセトアミノフェンについて詳しく説明してきましたが、ドラッグストアで購入できる解熱鎮痛剤は他にもあります。

それが有効成分ロキソプロフェンとイブプロフェンです。次の項目でこの二つの有効成分について詳しく説明します。

ロキソプロフェン

ロキソプロフェンとは、非ステロイド性消炎鎮痛剤に分類される解熱鎮痛剤です。

体内で作られる、痛みの元となる物質「プロスタグランジン」を抑える働きがあります。その働きによって鎮痛や解熱に効果を発揮します。

ロキソプロフェンが有効成分として含まれている市販薬を3種類紹介します。

※ロキソプロフェン配合の医薬品は第一類医薬品に分類されています。薬剤師から対面で説明を受けたうえで購入できます。

  • ロキソニンS
  • ロキソニンSプラス
  • バファリンEX
ロキソニンS ロキソニンSプラス バファリンEX
ロキソニンS ロキソニンSプラス バファリンEX
メーカー 第一三共ヘルスケア 第一三共ヘルスケア ライオン株式会社
医薬品分類 第一類医薬品 第一類医薬品 第一類医薬品
成分量 ロキソプロフェンナトリウム水和物68.1mg 酸化マグネシウム33.3mg ロキソプロフェンナトリウム水和物68.1mg
乾燥水酸化アルミニウムゲル120mg
錠数 12錠 12錠 10錠
値段 約535~712円
(1錠:約45~59円)
約609~767円
(1錠:約51~64円)
約520~740円
(1錠:約52~74円)

イブプロフェン

こちらも同じく非ステロイド性消炎鎮痛剤に分類される解熱鎮痛剤です。

体内で作られる痛みの元となる物質「プロスタグランジン」を抑える働きがあります。鎮痛や解熱に効果を発揮する以外に、抗炎症作用もあります。

イブプロフェンが有効成分として含まれている市販薬を3種類紹介します。

  • イブA錠
  • バファリンルナi
  • ナロンエースプレミアム
イブA錠 バファリンルナi ナロンエースプレミアム
イブA錠 バファリンルナi ナロンエースプレミアム
メーカー エスエス製薬 ライオン株式会社 大正製薬
医薬品分類 第二類医薬品 第二類医薬品 第二類医薬品
成分量 イブプロフェン150㎎
アリルイソプロピルアセチル尿素60mg
無水カフェイン80mg
イブプロフェン130mg
アセトアミノフェン130mg
無水カフェイン80mg
乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg
イブプロフェン150mg
エテンザミド500mg
乾燥水酸化アルミニウムゲル66.7mg
錠数 24錠、36錠、48錠、60錠、90錠 20錠・40錠・60錠 12・24錠
値段 24錠:約348~642円
(1錠:約15~27円)
36錠:約497~1,210円
(1錠:約14~34円)

48錠:約620~991円
(1錠:約13~21円)

60錠:約695~1,200円
(1錠:約12~20円)

90錠:約877~1,050円
(1錠:約10~12円)
※1回/2錠(成分量は2錠中分記載)
20錠:約495~750円
(1錠:約25~38円)
40錠:約840~1,111円
(1錠:約21~28円)
60錠:約1,058~1,518円
(1錠:約18~25円)
12錠:約568~660円
(1錠:約47~55円)
24錠:約835~1,188円
(1錠:約35~50円)
※1回/2錠(成分量は2錠中分記載)

個人輸入で買えるカロナール

市販でもカロナールと同じ有効成分の薬が購入できますが、安全面に考慮されているため、最大用量が300mgまでのものしか購入することができません。

しかし個人輸入なら病院で処方されている500mgのカロナールジェネリックを処方箋無しで購入することができます。

カロナールジェネリック アセトアミノフェンシロップ パナドール(カロナール)
カロナールジェネリック アセトアミノフェンシロップ パナドール(カロナール)
メーカー Thai Nakorn patana Co.,Ltd GlaxoSmithKline GlaxoSmithKline
成分量 500mg 250mg/5ml 500mg
錠数 100・200錠 150ml 24・48・72・120錠
値段 100錠:2,670円
(1錠:26円)
200錠:3,700円
(1錠:18円)
1本:3,000円 24錠:1,500円
(1錠:62円)
48錠:2,800円
(1錠:58円)
72錠:4,000円
(1錠:55円)
120錠:6,400円
(1錠:53円)
リンク 商品詳細へ 商品詳細へ 商品詳細へ

500mgのものが最安値18円で購入することが可能です。

国内の市販薬だとアセトアミノフェンが300mg最安値47円ですので、500mg18円だとかなりお得な値段です。

1錠をピルカッターなどで半分にカットすると、250㎎となり、1錠あたり最安値9円で使用することが可能なので、さらにお得に使うことができます。

カロナールが出荷調整に

カロナールはその優れた解熱、鎮痛効果によって、新型コロナワクチン接種後の発熱の際にも使われており、医療機関でも処方されていました。

しかし現在新型コロナ感染症の第7波によって患者が急増しているため、製薬会社からカロナールの国内への出荷調整が始まっています。

あゆみ製薬(東京・中央)は29日、解熱鎮痛剤「カロナール」の出荷調整を始めたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大「第7波」で患者が急増し、医療機関からの発注に対応することが難しくなったため。主力の錠剤を出荷調整するほか、一部製品は出荷を停止した。

引用:「カロナール」出荷調整 あゆみ製薬、コロナで需要増:日本経済新聞

Twitterでも出荷調整に関しての情報がツイートされています。

最後に

カロナールの有効成分アセトアミノフェンは安全性が高く、乳児から高齢者まで使用されています。

その安全性の高さや解熱効果から、コロナワクチンの副反応や、コロナに感染した時の解熱剤としても使われています。

現在コロナの第7波により、カロナールの出荷調整がかかり、ドラッグストアなどでも同じアセトアミノフェン製剤が品薄状態です。

ワクチンの副反応の準備や、感染した時のための準備としてあらかじめ購入しておく方がいいかもしれません。

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