利尿剤はダイエットにおすすめできる?効果や注意点について

利尿剤はダイエットにおすすめできる?効果や注意点について ダイエット

利尿剤を使ったダイエット「利尿剤ダイエット」がSNSで話題になっています。

利尿剤でダイエットできるなら試してみたいという方も多いでしょう。

利尿剤を使ったダイエットの効果や注意点について紹介していきます。

利尿剤ダイエットはおすすめできるのか?

利尿剤を使ったダイエットについておすすめできるのでしょうか。

利尿剤でダイエットをすることは可能なのか、効果が現れた薬はあるのかご紹介していきます。

利尿剤でダイエットは可能?

利尿剤は、身体の余計な水分の排出を促す作用があります。

そのため、体内に余分な水分があることが原因の疾患(高血圧、心不全、むくみなど)に使用されています。

利尿剤でダイエットをすることは、臨床試験にて痩せたという結果が出ているものがあり、「可能」ではあります。

ただし、体内から水分がなくなっている状態のため、一時的に体重を落としているような状態となっています。

また、むくみがあると太って見えやすいので、むくみが取れて痩せて見えるということもあり、むくみがちな方にはおすすめできます。

ダイエット効果が現れた薬はトラセミド

ダイエット効果が現れた薬は、トラセミドという成分を配合したループ利尿薬です。

本剤は,浮腫性疾患に対し 2~16mgの範囲内で浮腫の程度,体重,腹囲は改善され,利尿作用には用量依存性が認められた。

引用:医薬品インタビューフォーム:ルプラック

トラセミド以外の利尿剤は、明確なダイエット効果が臨床試験で得られていません。

他の利尿剤だとフロセミド(ラシックス)は有名ですが、個人輸入の規制対象となり、通販では取り扱うことができません。

また、副作用の1つである低カルシウム血症になりにくいスピロノラクトン(アルダクトン)もあります。

トラセミドはどんな薬

トラセミド

トラセミドは、ループ利尿薬と呼ばれる薬です。

尿細管のヘンレループという部分での再吸収を抑え、尿として水分排出を促す効果があります。

効果 むくみ改善、利尿作用、高血圧改善など
副作用 めまい、頭痛、倦怠感、低カリウム血症・高カリウム血症、代謝異常、口の乾きなど
飲み方 1日1回5mgを服用
併用注意薬 昇圧アミン、降圧剤、ジギタリス剤、糖尿病用剤、リチウムなど
併用禁忌薬 報告されていません

トラセミドはどこで買える?

トラセミドは、医療用医薬品となっているため、病院での処方や通販を利用して購入する必要があります。

ドラッグストアやコンビニなどでは購入することができません。

市販では、利尿作用がある漢方薬やサプリなどは販売していますが、病院や通販で買える利尿剤ほど強力な作用はありません。

商品 トラセミド
トラセミド
ムクミトール
ムクミトール
トラプレス
トラプレス
特徴 「ルプラック」のジェネリックとして代表的なもの トラセミドと同じ成分でコストパフォーマンスに優れる 高用量を配合し半錠にすることで安価に服用できる
値段 5mg100錠:2,250円~ 5mg100錠:2,200円~ 10mg100錠:2,530円~

市販で購入できる利尿剤との比較

市販で購入できる利尿剤は、漢方薬やサプリであることが多いです。

利尿作用は、穏やかなものとなっています。

  • 当帰芍薬散
  • 五苓散
  • 防已黄耆湯

身体の水分循環を改善し、利尿を促すものが販売されています。

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痩せる薬は他にもある?

トラセミド

痩せる薬は、利尿薬以外にもあります。

通販で買える痩せる薬をご紹介していきます。

通販で購入できるものは、美容クリニックでも痩せる薬として処方されています。

GLP-1

GLP-1は、日本では糖尿病治療薬として使用されていますが、海外では肥満治療薬の承認を受けています。

食欲を抑え、消化スピードをコントロールすることで満腹感を継続する効果が期待できます。

臨床試験では、リベルサス14mgを26週間服用で-2.4kgという減量結果があります。

当サイトでは、リベルサス3mg、7mg、14mgを取り扱っており、1ヶ月あたり24,500円~2,000円で服用可能です。

SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬は、糖質の吸収を抑制する痩せる薬です。

糖の再吸収を抑え、1日200~400kcal分の糖を排出することでダイエット効果が期待できます。

SGLT2阻害薬であるフォシーガの臨床試験では

フォシーガ5mg:24週間服用で-2.56kg
フォシーガ10mg:24週間服用で-3.17kg

という減量結果があります。

当サイトでは、フォシーガ(10mg)やフォシーガジェネリック(5mg/10mg)を取り扱っており1ヶ月あたり5,400円~6,300円で服用可能です。

ゼニカル

ゼニカルは、脂質の吸収を抑制する痩せる薬です。

食事から摂取した脂質を約30%カットし、そのまま排出する効果があります。

ゼニカルの臨床試験では、オルリスタット120mgを1年間服用で平均で-6.1kgという減量結果が出ています。

当サイトでは、ゼニカル(120mg)やゼニカルジェネリック(60mg/120mg)を取り扱っており、1ヶ月あたり60mg6,800円~7,290円・120mg7,290円~16,840円で服用可能です。

利尿剤ダイエットに関するよくある質問

利尿剤ダイエットに関するよくある質問

利尿薬ダイエットに関するよくある質問についてご紹介していきます。

利尿剤でダイエットは可能ですか?

利尿剤でダイエットすることは可能です。

ただし、水分が抜けている状態なので、一時的な減量効果となります。

むくみが取れている状態のため、見た目的には痩せているように見えることが多いです。

利尿剤でダイエットしたら何キロくらい減りますか?

利尿作用で水分が排出された分、体重に反映されます。

例えば、1リットルの尿が排出された場合、1kgの減量となります。

ただし、水分が抜けている状態なので、一時的な減量となることが多いです。

利尿剤を飲み続けても問題ないですか?

利尿剤は、身体の水分を排出する効果を持っているため、飲み続けると水分不足による脱水症状や電解質のバランス不良に陥ることがあります。

副作用のリスクが高まるため、ダイエット目的での長期的な服用はおすすめできません。

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利尿剤でダイエットするときに気を付けることはありますか?

利尿剤でダイエットする場合、副作用に注意してください。

特に水分不足による脱水症状や電解質のバランス不良による低カリウム血症、低ナトリウム血症は重篤な症状に繋がる可能性があります。

継続的な服用ではなく、むくみが気になる際に服用するのがおすすめです。

脱水症状利尿剤は体内から水分を排出する作用があり、脱水症状になる可能性があります。
場合によっては命に関わるため、だるさやめまいなど脱水症状の初期症状には十分に注意しましょう。
低カリウム血症利尿剤は水分を排出することで、血液中のナトリウムやカリウムなどの電解質を減少させる効果があります。
電解質が不足することで低カリウム血症の副作用が起こり、だるさや筋力の低下、便秘などの症状が見られる場合があります。

まとめ

利尿剤でのダイエットは、むくみに対しては効果的です。

しかし、長期間の継続は副作用のリスクを高めるだけのため、おすすめしません。

ダイエットをサポートしてくれる痩せる薬は、利尿剤だけではないので、他のものも試してみてはいかがでしょうか。

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