早漏防止薬はドラッグストアでも買える？市販の商品を調査！

早漏とは、本人やパートナーの意思に反して、短時間で射精に至ってしまう症状です。

男性の中には
「自分は早漏（そうろう）なのではないか？」
「相手を満足させられていないのではないか？」
と悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。

日本性機能学会が2024年に実施した調査によると、日本人男性の23.4％・人口あたり約910万人が早漏に悩んでいるという結果が出ています。

この記事では、

このような疑問について調査したのでお答えします。

結論からいうと、ドラッグストアでも購入できる早漏防止薬はあります。

ただし、市販されている早漏防止薬の効果は限定的です。

本気で早漏を改善したいのであれば、個人輸入代行で購入できる医薬品の早漏防止薬がおすすめです。

早漏防止薬はドラッグストアでも買える

早漏を防止する市販薬は、ドラッグストアでも販売されています。

以下が主な早漏防止薬です。

これらの市販薬のうち、トノス以外の製品は男性ホルモンを補充する塗り薬です。

男性ホルモンの補充で精力増強や勃起力向上が期待できる一方で、心因性の早漏に対して射精を遅らせる・コントロールする効果はありません。

市販薬トノスは局所麻ひ剤を3種配合

一覧に挙げた市販の早漏防止薬のうち、ほとんどが男性ホルモンを補充する塗り薬ですが、トノスには男性ホルモンのテストステロンのほかに、局所麻ひ剤が3種配合されています。

物理的な刺激に敏感で、感度が高すぎることが原因で早漏になってしまう場合には、トノスの成分が局所的に感覚をマヒさせることで局部の感度を下げ、射精までの時間を遅らせることができます。

一定の早漏防止効果が期待できますが、医療用の早漏防止薬と比較すると効果を実感しにくい人もいるでしょう。

次の章からは、市販薬の早漏防止薬と医療用の早漏防止薬の違いについて解説していきます。

参考サイト
・製品情報 | トノス | 大東製薬工業株式会社

ドラッグストアで買える市販薬と医療用早漏防止薬の違い

前述のとおり、市販薬の中で一定の早漏防止効果が期待できるのはトノスですが、医師の指導により処方される早漏防止薬とはまた違います。

トノスは第一類医薬品のため、医師の指導を必要とせず、様々な人が使用しても安全に使える成分量になっているため、本格的な早漏防止薬と比べると成分量は抑えられた商品になっています。

そのため早漏に関する効果も緩やかです。

一方、早漏防止薬と言われるものは、医師の診察がなければ処方されない医薬品に分類される成分を使用しています。

医療用の早漏防止薬は効果も高く、最も有名な早漏防止薬プリリジーの有効成分ダポキセチンは過剰な興奮状態を抑えることで早漏を改善し、塗る早漏防止薬として使われる有効成分リドカインは、局所麻酔に使用される成分として塗った患部の感覚をまひさせることで早漏を改善します。

どちらも改善率は高く、諸外国でも臨床試験が行われており、早漏の治療薬として海外で承認もされています。

早漏防止薬の種類

早漏防止薬は大きく分けて飲むタイプ、塗るタイプの2種類があります。

以下、それぞれの特徴について紹介します。

飲む早漏防止薬-ダポキセチン

飲む早漏防止薬に使われているのは、ダポキセチンという成分です。

射精のコントロールに必要な神経物質、ノルアドレナリンとセロトニンのバランスを整える効果があります。

心因性の早漏は興奮と緊張の元であるノルアドレナリンが強く出ている場合に起こります。

ダポキセチンが不安や緊張を和らげるセロトニンの量を増やし、早漏を改善します。

ダポキセチンの早漏防止薬はプリリジーが先発薬で、今は同有効成分の後発薬としてポゼットがジェネリック薬として購入できます。

塗る早漏防止薬-リドカイン

塗るタイプの早漏防止薬には、リドカインという成分が使われています。

リドカインは即効性が高く効果も強力な局所麻酔薬です。

神経をまひさせて感覚を遮断しますので、性交時の物理的な刺激に耐えられないことからくる早漏に効果的です。

リドカインを配合した早漏防止薬にはクリームタイプやスプレータイプがあります。

Q.ドラッグストアで買えるリドカインは早漏防止になる？

A.ドラッグストアのリドカインは早漏防止薬の代わりにはなりません。

市販されているリドカインは、かゆみや炎症を抑える医薬品です。

市販薬はリドカインの含有量が少なく、早漏防止の効果が期待できない可能性があります。

また、医薬品は本来の用途とは違う目的で使用してはいけないため、早漏防止を目的とした医療用のリドカイン外用薬を使いましょう。

効果のある早漏防止薬はどこで購入できる？

早漏防止薬は、まだ日本では正式に認可されていない薬のため、海外から薬を輸入して処方してくれる病院やクリニックでの処方か、個人輸入でしか手にいれることができません。

わざわざ病院へ行って処方してもらうのが嫌な人や、性機能に関わる診察を受けることに躊躇いがある人も少なくないのではないでしょうか。

また、信頼できる病院やクリニックを探すのも一苦労です。

そこでおすすめなのが個人輸入の通販です。

厚生労働省でも、海外ですでに認可されて流通している薬を、個人で輸入して使用する事を認めています。

個人輸入代行サイトを利用して薬を購入しても、個人の利用に関して法律に違反することはありません。

クリニック処方

男性専門のクリニックではリドカインやダポキセチンを含んだ早漏防止薬を取り扱っていますが、日本国内では早漏の治療薬は未承認のため、クリニックの医薬品はすべて海外製品です。

これは個人輸入で購入できる製品とまったく同じです。

さらにクリニックの場合は、取り扱っている早漏防止薬も限られたものしかなく、外用薬ならVPMAXスプレー、内服薬はプリリジーとポゼットのみとなるため、選択の幅が少なくなっています。

通販（個人輸入）

通販では海外の製品を個人輸入することで、早漏防止薬が簡単に気軽に購入できます。

クリニックよりも取り扱っている種類が多く、外用薬ではスプレータイプのものだけでなくクリームタイプも選べます。

内服薬は、先発薬のプリリジー以外にもジェネリック薬であるポゼットもあります。

ポゼットはダポキセチン90mgの高用量まで取り扱っているため、早漏の程度が激しい方の需要にも応えることができます。

また、クリニックに通う場合にかかってしまう予約、通院、診察といった手間とコストがなく、通販に必要なのは薬代だけなのでクリニックよりも低価格で早漏防止薬を購入することができます。

EDと早漏の複合薬

早漏に悩んでいる方は、早漏と同時にED（勃起不全）も発症している場合が多く、またEDに悩む人の1/3が早漏を併発していると言われているほど、早漏とEDは関わりが強いものです。

早漏防止薬とED治療薬は併用できますが、毎回薬を2錠飲む手間がかかったり、それぞれ単剤で飲むよりもコストが余計にかかったりと大変です。

しかし、通販では早漏とEDに対応する2つの成分が1錠に含まれる複合薬も入手可能です。

スーパーカマグラ、スーパーレビトラ、スーパーシアスマ、スーパーアバナと豊富な種類の中から選んで購入することができます。

バイアグラジェネリックやレビトラジェネリックなど、ED治療薬として人気の高い薬の有効成分の組み合わせの中から、お好みで選ぶことができます。

特にスーパーレビスマやスーパーシアスマは、日本語でパッケージが書かれていることからも分かるように、開発に日本人が関わっており、日本人に適した薬として人気を博しています。

ED治療薬のレビトラは早漏も防止できる

有効成分バルデナフィルを含むレビトラというED治療薬がありますが、EDだけではなく挿入時間が伸びたという早漏にも効果が現れた試験結果があります。

18歳から35歳までの42人の男性を対象にした試験では、バルデナフィルを服用した方に射精コントロールの改善などが報告されました。

バルデナフィルを有効成分とする先発薬レビトラは現在製造が中止されているため、購入することができません。

そのため、同一の有効成分バルデナフィルを含むレビトラジェネリックの中から選ぶのが良いでしょう。

ジェネリック薬は、先発薬と同じ有効成分でありながら費用が安くすむため、コストを抑えながら症状を改善することができます。

参考サイト
・Effects of vardenafil administration on intravaginal ejaculatory latency time in men with lifelong premature ejaculation – PubMed

バルデナフィルとダポキセチンを配合したスーパーレビスマ

また、レビトラのジェネリック薬レビスマとダポキセチンを配合した複合薬スーパーレビスマもオススメです。