妻だけEDは夫婦で乗り越えよう！原因と対策を徹底解説

妻だけEDは心因性EDの一種で、AVや風俗など妻以外の女性なら勃起するのに、妻にだけ勃起しない状態のことをいいます。

夫婦の仲がよくてもおこる場合があるため、妻だけEDを発症した場合は夫婦間の関係が悪化しないうちに原因と対策方法を知り、早めの克服を目指したほうが得策です。

EDは男性の問題だからと夫にすべて任せるのではなく、早期解決のために妻側も協力しましょう。

妻だけEDは心因性ED

心因性EDとは精神的、心理的な要因により勃起できないことをいいます。

妻だけEDは年齢的にも肉体的にもとくに問題はなく、オナニーや風俗などでは勃起するため、勃起機能自体には問題ありません。

しかし妻にだけ勃起しないため、「特定の条件下で勃起できなくなる心因性ED」にあたります。

妻にだけ勃起しないということは、今後の夫婦関係にも影響を及ぼす可能性があります。

今後も妻と良好な関係を続けたい場合は、なるべく早く妻だけEDを改善しましょう。

妻だけEDの原因

妻だけEDの原因は人によっていろいろで、きっかけとなる出来事があった方もいれば、ある日突然妻にだけ勃起しなくなったという方もいます。

解決するには自分に当てはまる原因を知り、対策を取ることが大切です。

次の項目から以下の原因について説明するため、この中に自分にあてはまるものがないか確認してみましょう。

マンネリ化した

結婚後、生活を共にするうちに新鮮味が失われてしまい、マンネリ化したために妻だけEDになることがあります。

マンネリ化し毎日の生活の一環として性行為を繰り返すだけになってしまうと、妻との性行為自体が楽しくないし気持ちよくもないと感じて、性的興奮から遠ざかってしまう可能性があります。

そうなると妻に対する愛情は変わらないのに、勃起しなくなってしまいます。

妻の不倫や裏切り

妻の不倫が発覚したり、無断で高額な買い物をされたりと、精神的、金銭的に裏切られたと感じるはっきりとしたきっかけがある場合も妻だけEDになります。

互いに話しあうなど、一度は関係性を再構築したものの、もう一度心の底から妻を信用することができない場合もあります。

裏切られた行為自体許せなくなってしまった場合は、お互いの存在や関係性に関して根本的な部分の問題から解決する必要があります。

妻への不満

結婚後、生活を共にするうえで妻の言動や態度が不満となって妻だけEDになる場合があります。

恋人同士の時はメイクやファッションにも気を遣っていたのに、結婚後はまったく化粧やおしゃれをしなくなったなどつい気を許しすぎてしまうこともあると思います。

また、平気でおならやげっぷなどを平気でするようになってしまうなど、女性というより家族という関係性が高まることもあります。

その結果、異性として見ることができなくなり、妻だけEDを発症するリスクが上がります。

妻との性行為へのプレッシャー

性行為が義務化されている、ノルマ化されていると感じる場合にも妻だけEDになります。

特に妊娠を希望して妊活している場合は排卵日にあわせて性行為をおこなうため、事前に日付を指定することも多いでしょう。

そうなると行為そのものがノルマ化されてしまうため、プレッシャーを感じて勃起しなくなり妻だけEDになる場合があります。

産後の妻の変化

結婚後は妊娠、出産と環境の変化と共に女性の体つきにも大きな変化があります。

妊娠するとお腹の中にいる胎児を守るためにお腹や腰回りに脂肪が付きやすくなります。

見た目の変化によって妻だけED症状が発現する可能性もありますが、サポートが必要な時期なので、夫婦間の支え合いを大事にしましょう。

【夫婦】妻だけED改善方法

妻だけEDに関する原因をいろいろ説明しましたが、ご自身にあてはまるものはあったでしょうか。

次の項目から、まずは夫婦そろって協力しあうことで解決できる改善方法を紹介していきます。

自分達にあう解決方法を知ることで妻だけEDを克服しましょう。

夫婦のコミュニケーションを深める

夫婦の間に心の距離があると、自然と体の関係も離れていってしまうものです。

夫婦のコミュニケーションを深めるためにも、以下のことをしてみましょう。

夫婦の時間を増やし、共通の物事に取り組むことで会話が弾むことでお互いの心の距離が近くなります。

心の距離が近くなると、自然と体の距離も近づきます。

カウンセリングを受けてみる

妻だけEDの原因として、妻側の不倫や過剰な浪費など、夫が裏切られたと感じる行為があった場合、夫の精神的苦痛はかなりのものとなります。

お互いやり直そうと一度は話し合い関係性の再構築を図ったものの、やはり妻の裏切り行為が許せないという気持ちが消えないこともあると思います。

自分を責めたり、自分に自信を無くしてしまったりする場合は、夫婦でカウンセリングを受けてみましょう。

カウンセリングは第三者の視点でアドバイスをもらえるため、夫婦が抱えている問題やEDの症状に対して向き合い、互いの気持ちを伝えあうことでより関係性を深めることができます。

スキンシップを増やす

会話はするけど普段あまり触れあわないという夫婦は、キスやハグ、手をつなぐなどのスキンシップを増やしてみるのも良い改善策のひとつです。

親しい関係の人とのスキンシップは、幸せホルモンと呼ばれているオキシトシンが脳から分泌され、幸せな気持ちになります。

オキシトシンは夫婦間の親密度にも影響を及ぼすことがわかっており、スキンシップを繰り返しているうちに自然と互いに濃いスキンシップを求めるようになります。

親密さを増した相手には触れたいという欲求が高まるため、密度の濃いスキンシップを繰り返すことで次第に性行為へとつながり、妻だけEDを改善することができます。

シチュエーションを変えてみる

普段から夫婦で使っている自宅の寝室ではどうも興奮しないという場合は、ラブホテルや旅館を利用してみるのもよいでしょう。

ムードのある部屋や旅館の浴衣を着ることで新鮮な感覚がよみがえり、妻だけEDが改善する可能性があります。

忙しくて外泊する時間が取れないという方は、自宅の中の寝室以外の場所で性行為をおこなってみてはいかがでしょうか。

リビングやキッチン、玄関などいつもと違う場所での性行為に興奮し、妻だけEDが改善するかもしれません。

【夫側】妻だけED改善方法

妻だけEDは夫婦で乗り越えることが大切ですが、性行為は主に男性の勃起にかかっています。

男性が勃起することさえできれば性行為を成立させることができるため、ここでは夫側が取り組むことで改善できる方法を紹介します。

ED治療薬に頼ってみる

ED治療薬は、加齢や肉体的なことが原因でおこるEDに有効だと思っている方が多いと思いますが、実は心因性EDにも効果があります。

ED治療薬そのものに媚薬のような性欲をアップさせる効果はありませんが、血流を良くする効果があるため少しの性的な興奮でも勃起できます。

妻との性行為自体にプレッシャーを感じて妻だけEDになっている場合、ED治療薬の勃起促進効果によって性行為自体がうまくいくと、自信を取り戻し妻だけEDを克服できる場合があります。

妻に正直な気持ちを伝える

妻だけEDを改善するために、妻に今の自分の現状と気持ちを正直に伝えましょう。

そもそも妻にだけ勃起しないということを、妻本人に伝えるのはとても勇気のいることですが、ここは思い切って伝えてみましょう。

そして妻側に改善して欲しい内容や性的興奮のために協力してほしいこと、自分の隠していた性癖などを話してみるのもひとつの方法です。

妻への配慮をしつつこちらの正直な気持ちを伝えることで、妻だけEDに対する理解を得やすくなります。

生活習慣を見直す

EDの原因のひとつとして、生活習慣を見直すことも大切です。

睡眠不足や運動不足、偏った食事など生活習慣が乱れていると勃起力の低下へとつながります。

肥満とED、喫煙とEDの関係を調べた研究報告では、肥満の方は標準体型の方よりも1.7倍、たばこを吸っている方は吸わない方よりも1.51倍EDのリスクが高いと報告されています。

また、ED治療薬ガイドラインでは肥満の方に対する運動の指導、たばこを吸っている方に対する禁煙が推奨されています。

やはり体が健康でなければ勃起力も弱まってしまうため、適度な運動、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、禁煙など自分のライフスタイルを見直してみましょう。

【妻側】妻だけEDの改善方法

妻だけEDは夫側の心因的なことが原因で起こる心因性EDですが、妻である自分が性的な対象とならないために性行為ができないという事実は、女性としてとてもつらいものがあります。

しかし、自分や夫を責めてしまうとかえって状況が悪化し、夫婦間に修復できないほどの溝ができてしまう可能性があります。

ここでは妻だけEDの夫に対し、妻側ができる改善方法を紹介します。

容姿に変化を付けてみる

結婚後は毎日の生活に追われ、髪型やメイクにも気を遣わなくなったという女性は多いと思います。

髪型やメイク、ファッション、下着やプロポーションを変化させることで夫の興味を引いてみましょう。

美容院に行ったり、ショッピングをしたり、エステに通うなど、妻自身の気分転換になり、気もまぎれるのではないでしょうか。

また、夫は妻が急にキレイになると、気になり嫉妬するものです。

いままで無関心だった妻の行動に関心を持ち、今度一緒にどこかに出かけようと積極的になってくれるかもしれません。

勃たなくても責めない

男性はとてもプライドの高いデリケートな生き物のため、そもそも自分がEDだなんて認めたくはありません。

妻にだけ勃起しないという事実を知られたくない、それには妻との性行為を成功させなくてはというプレッシャーで余計に勃起ができなくなる場合もあります。

しかしそこで夫を責めたりせず、包容力を持って接することで「勃起しなくても大丈夫、受け入れてもらえる」と夫側が安心間を感じ、プレッシャーから解放され妻だけEDが改善される場合があります。

話し合いは逆にNGになってしまうことも

夫が妻だけEDだとわかると、なぜ、どうして自分にだけ勃起しないのかと、妻としては理由を聞きたくなります。

夫婦間で話し合いをして改善することは大切ですが、妻だけEDは心理的な要因も絡んでいます。

そのため、話し合いをすることでかえって心理的な負担が増え、EDどころか夫婦関係そのものに亀裂が入ってしまうかもしれません。

自分だけがこんなに我慢している、惨めな思いをしていると思わずに夫からの改善策の提案や、本音を言ってくれるのを待つことも大切です。

ゆるくアプローチしてみる

妻の方から「今日はエッチしようよ！」とダイレクトに誘うと引いてしまう男性もいるため、なんとなく匂わせる程度にアプローチしてみるのもひとつの方法です。

夫の様子を見ながら、以下のことをおこなってみましょう。

特に妻だけEDを発症してから長い期間性行為が無い場合、性行為というゴール自体ハードルが高すぎます。

誘ったその日のうちに無理に焦ってゴールまで行こうとせず、日ごろからスキンシップを増やすなど徐々にステップアップを目指しましょう。

妻だけEDでも妊活は可能？

妻だけEDだと夫婦間の性行為が成立しないため、妊活は無理だと思う方も多いと思いますが、実は妊活自体は可能です。

医薬品や医療機関の協力を得ることで妻だけEDでも妊娠できる可能性があります。

ここでは妻だけEDでも妊活できる方法を紹介していきます。

ED治療薬が保険適用に

妻だけEDの改善にも効果が期待できるED治療薬ですが、2022年4月より不妊治療目的の場合は保険適用となりました。

年齢の上限は厳密に定められていませんが、一般的に男性更年期障害などで使用する男性ホルモン注射は70代までなら保険で認められる事例が多いです。

そのため、70代までの成人男性なら保険適用の3割負担の購入が可能と考えた方が良いでしょう。

不妊治療目的でED治療薬を処方してもらう場合は、以下のルールがあります。

なお、保険適用下で処方できるのは6ヶ月間となっています。

6ヶ月を超える場合はあらためて相談が必要となりますが、上限は最長でも1年間までです。

処方してもらう場合は上記のルールをクリアしないといけませんが、海外通販なら条件や錠数、期間に関係なく質の良いED治療薬を安く購入できます。