オルリガルはダイエット薬として多くの方に知られていますが、飲み方やタイミングを間違ってしまうと十分な効果を得られません。
適当に飲めばいいという訳ではなく、決まったタイミングで正しい飲み方をすることが重要です。
本記事では、効果的な正しい飲み方と飲むタイミングについてご紹介していきます。
オルリガルを飲み始める前に、ぜひ最後まで読んでみてください。
オルリガルの正しい飲み方
オルリガルの正しい服用方法をご紹介します。
1日3回、1回1カプセル(120mg)を朝・昼・晩の食後1時間以内に服用します。
また、服用後2時間ほど効果が持続するため、服用間隔は2時間以上空けてください。
1日の最大摂取量は3カプセルまでとされていますが、一気にまとめての服用は危険なので注意しましょう。
必ず決められた用量の1回1カプセルを服用してください。
オルリガルはタイミングが重要
オルリガルは飲むタイミングがたいへん重要です。
食事から摂取した脂肪分を吸収するタイミングが推奨されており、食後すぐの服用が理想的です。
また、食事時間が長くなるようなコース料理や食事会などがある場合は、食事中や食後1時間以内の服用も可能です。
オルリガルは服用後30分ほどで最も効果を発揮し、その後1時間ほどで効果が落ち始めます。
そのため、食後すぐに服用することで、体内での栄養素の吸収とオルリガルの効き目のタイミングが重なり高い効果を発揮できるのです。
飲み忘れた時は?
慣れるまではうっかり飲み忘れてしまう場合もあるかと思います。
飲み忘れてしまった際は、食後1時間以内であれば服用が可能です。
しかし、食後2時間以上経過している場合はすでにオルリガルの作用が落ちているため、服用せず次の食後のタイミングまで待ちましょう。
また、飲み忘れたからといって2回分をまとめて服用することも避けてください。
副作用が強くあらわれる可能性があるため、必ず用量用法を守りましょう。
毎食必ず飲まなくても良い
1日3回まで服用できますが、毎食後服用する必要はありません。
オルリガルは脂肪の吸収を抑える作用を持つため、脂肪の少ない食事にはあまり効果が期待できないのです。
そのため、1日1回の服用でもとくに問題はなく、オルリガルが必要な場合のみ服用できます。
脂っこい食事をした時には服用して、あっさりとした食事の時は服用しないなど食事の内容で調節することも可能です。
オルリガルの間違った飲み方
オルリガルは、正しい飲み方をしなければ意味がありません。
飲み方を間違ってしまうと、効果が得られず逆に副作用のリスクが高まる恐れがあります。
そのため、正しい方法で服用する必要があるのです。
ここからは、オルリガルの間違った飲み方の例をご紹介していきます。
1回に2錠飲む
オルリガルの1回最大摂取量は1錠120mgとされています。
1回に2錠240mgを服用しても効果に違いはありません。
また、1回分の用量を増やしたからといって早く効果があらわれるわけではありません。
過剰に摂取することで、逆に副作用が強くあらわれる可能性があります。
必ず用量用法を守って服用してください。
油の少ない食事で飲む
オルリガルは脂質の少ない食事の場合は、あまり効果を発揮できません。
有効成分「オルリスタット」は、食事から摂取した脂肪の吸収を阻害し、余分な脂肪を体外へ排出します。
そのため、揚げ物などの脂質を多く含む食事の場合は、効果を実感しやすいです。
一方、サラダや和食など脂質が少ない食事の場合は、カットする脂質が少ないため大きな効果は期待できないのです。
脂肪の多い食事に効果があるからといって、脂っこいものばかり食べるのも避けましょう。
摂取する脂質の量が多ければカットできる脂質量も増えますが、油漏れの量も多くなってしまいます。
油漏れは、カットされた脂肪が無意識にお尻から漏れてしまう症状で、気づかないうちにパンツやズボンを汚してしまう恐れがあります。
食事制限中に飲む
食事制限を取り入れている場合の服用もあまり意味がありません。
油の少ない食事と理由は同じく、オルリガルは食事から摂取した脂肪の吸収を抑える作用を持つため、脂質の摂取量が少ないと効果を発揮できないのです。
そのため、食事制限で脂肪の摂取量が少ない場合は、排出できる脂肪も少なくなってしまいます。
食事制限で脂肪摂取量を少なくするのではなくバランスの取れた食事をすることで、より高い効果を発揮できるでしょう。
オルリガルのおすすめセット商品
オルリガルは脂肪吸収抑制作用を持ちますが、糖質を抑制する働きがある医薬品と併用することで、ダイエット効果を高めることが可能です。
ここからは、オルリガルと併用可能なお得なセット商品を紹介していきます。
脂質だけでなく糖質も気になっているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
オルリガルお得セット(フォシーガジェネリック)
脂肪の吸収を抑えるオルリガルと糖の吸収を抑えるダパリルのセット商品です。
ダパリルはフォシーガのジェネリック医薬品で、糖の吸収を抑え尿として排出する効果があります。
糖質は摂取しすぎると中性脂肪が増え、肥満症の原因になります。
ダパリルの作用で余分な糖質を排出することで、中性脂肪になるのを防ぐことができるのです。
普段から揚げ物や甘いものを好んで食べる方におすすめです。
商品 | オルリガルお得セット (フォシーガジェネリック) |
---|---|
セット内容 | オルリガル84錠 ダパリル10錠 |
成分 | オリルスタット ダパグリフロジン |
値段 | 7,500円~ |
オルリガルとサプリメントセット
オルリガルだけではあまり効果が実感できなかった方やもっと痩せたい方のために、サプリメントのお得なセットをご紹介します。
これから紹介するサプリメントは天然成分が配合されており、オルリガルとの相互作用は認められていません。
そのため、副作用が強くあらわれる心配もなく、安心して服用できます。
「糖の吸収を抑える」「脂肪を燃焼させる」「食欲を抑える」それぞれ作用が異なるため、自分の身体に合ったセット商品を見つけてみてください。
商品 | オルリガル84錠+メシャシュリンギ60錠セット |
オルリガルお得セット(トリカツ) |
オルリガルお得セット(アーユスリム) |
---|---|---|---|
セット内容 | オルリガル84錠 メシャシュリンギ60錠 |
オルリガル84錠 トリカツ60錠 |
オルリガル84錠 アーユスリム60錠 |
成分 | オリルスタット メシャシュリンギ |
オルリスタット 生姜、黒コショウ、インドナガコショウ |
オルリスタット ガルシニア、グッグル |
特徴と効果 | メシャシュリンギは糖の吸収と血糖値の上昇を抑える働きをします。 併用することで脂肪と糖の吸収を抑制し、食事制限と同じような効果が期待できます。 |
トリカツは、血行を促進することで代謝を上げ、脂肪を燃焼させる働きをします。 併用することで、余分な脂質の排出と燃焼させ効率よくダイエットができます。 |
アーユスリムは、食欲抑制とコレステロール値を下げる働きをします。 併用することで、食欲を抑え、摂取した脂肪をカットする効果が期待できます。 |
値段 | 8,700円~ | 8,100円~ | 8,000円~ |
オルリガルの飲み方に関するQ&A
ここまで正しい飲み方やタイミングなどを解説してきました。
しかし、そのほかにも「どんな人が向いているのか」「どのくらいの期間使用できるのか」など気になる方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、オルリガルの飲み方関する疑問にお答していきます。
オルリガルを服用中の間食はしない方がいいですか?
間食してもとくに問題はありません。
食事制限などの厳しいダイエットでは食べられなかった、間食も可能なので無理なくダイエットを続けることができます。
間食は食事には当てはまらないため、間食後オルリガルを服用する必要はありません。
オルリガルはどんな人でも効果がありますか?
オルリガルはどんな方が服用されても効果は期待できます。
とくに脂っこい食事を好む方は脂質が原因である肥満を防ぐことが可能です。
しかし、食事制限中の方や普段から脂質の少ない食事をしている方は、効果が薄いと感じる可能性があります。
オルリガルの効果を実感するためには、偏った食生活をせず、バランスよく栄養を取ることが重要です。
オルリガルは脂質の約30%を排出
オルリガルの有効成分であるオルリスタットは、脂肪吸収阻害薬で食事をした際、脂質を約30%吸収せずに排出する効果が期待できます。
小腸でリパーゼという脂肪分解酵素が働き脂肪を分解し、腸が吸収します。
オルリガルを服用するとリパーゼの働きを抑制し、脂肪分解の力を弱めると言われています。
その結果、吸収されるはずだった脂肪の約30%が体外に排出されます。
オルリガルはどのくらいで効果が実感できますか?
体重の変化と見た目の変化で効果実感のタイミングが異なります。
見た目の変化:6ヶ月~12ヶ月程度
個人差や食事内容に差があるため、目安としてください。
なお、油が排出されていると実感できるのは服用開始の翌日からと言われています。
服用当日に効果がないと焦らず翌日確認してみてください。
オルリガルを飲むときに気をつける副作用はありますか?
オルリガルの飲むときに特に気をつける副作用は、油漏れとビタミン不足です。
食事から摂取した油がそのまま排出されるため、油漏れが起きることが多いです。
油漏れは、大人用おむつや生理用ナプキンなどで対策しましょう。
またビタミン不足は、脂溶性ビタミンが一緒に排出されてしまうことが原因とされています。
ビタミン不足にならないように食事のバランスやサプリで補給するのがおすすめです。
オルリガルを長期間服用することで副作用は治まっていくという報告があります。
1年目と2年目の副作用発現率をまとめました。
副作用 | 発現率(1年目) | 発現率(2年目) |
---|---|---|
オイリースポッティング(油漏れなど) | 26.6% | 4.4% |
排出を伴う鼓腸 | 23.9% | 2.1% |
便意 | 22.1% | 2.8% |
脂肪便・脂便 | 20.0% | 5.5% |
オイリーエバキュエーション(油っぽい排泄) | 11.9% | 2.3% |
排便量の増加 | 10.8% | 2.6% |
便失禁 | 7.7% | 1.8% |
参考サイト:XENICAL (orlistat) CAPSULES
オルリガルは誰でも使用できますか?
どなたでも服用可能です。
しかし、併用に注意しなければならない医薬品も存在するため、以下の医薬品を服用している方は十分注意してください。
自己判断で併用すると、常用薬の作用を弱めるなど健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
必ず医師と相談したうえで服用してください。
- シクロスポリン
- レボチロキシン
- ワーファリンが含まれる抗凝固薬
- アミオダロン
- 抗てんかん薬
- 抗レトロウィルス薬
オルリガルは長期で使用できますか?
とくに服用期間は決められていないため、長期使用も可能です。
アメリカで実施された臨床試験では、1年間の長期服用による安全性が認められており、6ヶ月~1年で体型に変化があらわれるとされています。
一方、1年以上の使用で体重減量効果がやや薄くなるというデータがあるのも事実です。
また、6ヶ月ほど経過しても体重に変化が見られない、効果が感じられないという場合は、体質に合っていない可能性があります。
その際は、ほかのダイエット薬へ変更するとよいでしょう。
オルリガルを正しく使って効果アップ!
オルリガルは1日3回、毎食後に服用することで効果が発揮されます。
食事の内容によっても効果のあらわれ方が異なり、とくに脂っこい食事を好む方に向いています。
一気にまとめて飲んだり飲むタイミングを間違ったりなど、服用方法が正しくなければ意味がありません。
正しい服用方法でオルリガルの効果をよりアップさせ、ダイエットを成功させましょう。